川原毛地獄



川原毛地獄 三大霊地 三大霊場 川原毛地獄はその読み方を「かわはらげじごく」といい、秋田県湯沢市にある日本三大霊地のひとつで(他青森県の恐山、富山県の立山。なお三大霊場は「比叡山」「高野山」「恐山」となっています。)、辺りに近づくとシュゴー、シュゴーと火山性のガスが吹き出る音が鳴り響き草木一本生えてない荒涼とした光景が広がるまさにこの世の地獄絵図が広がる所です。
 また大湯滝はこの川原毛地獄の麓にあり遊歩道でつながっている(土砂崩れにより通行止めとなっている時もある)天然温泉で知られた滝です。泉質が強い酸性で目や傷口にしみてしまうのが難点ですが、滝壺は天然の温泉プールとなっていて子供や若者に人気があります。 大湯滝へ通じる遊歩道の入り口には川原地蔵菩薩が立ち、休日などは周辺の草原で弁当をひろげる家族連れも見られすぐ隣の川原毛地獄と比べると光景は一変し、のどかな風景となっています。


※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。



公式HP秋田県湯沢市役所


目 次

川原毛地獄(大湯滝)への行き方・地図
 バス
 大湯滝への行き方
歴史
 川原毛地蔵菩薩 
観光所要時間
観光ベストシーズン
川原毛地獄周辺の宿 


川原毛地獄(大湯滝)への行き方・地図


川原毛地獄 大湯滝 行き方 地図

駐車場


  川原毛地獄(大湯滝)や泥湯温泉は秋田県の南西部、栗駒山の秋田県側にあり、主要な国道は13号線及び398号線。冬季(11月中旬〜翌年5月頃)は、川原毛地獄(大湯滝)駐車場まで直通する県道310号線が冬季閉鎖となる為注意が必要。
 川原毛地獄には2箇所の駐車場があり、通称「下の駐車場」は大湯滝に行くとき利用し県道51号線から川原毛地獄の標識を曲がる。また「上の駐車場」は秋の宮-泥湯温泉を通る道からアクセスし川原毛地獄を観光するときに利用される。二つの駐車場は直接接続しておらず、車での移動は大きく迂回し30分ほど時間を要する(駐車場の詳細については別途「川原毛地獄・大湯滝の駐車場」のページをご参照ください)。
 なお川原毛地獄から大湯滝までは遊歩道を歩いて往復50分ほどかかるので、この2つの区間は車で移動した方が早い。



・交通(「下の駐車場」まで)
 JR湯沢駅から車で約45分
 湯沢横手道路・須川ICから車で20分
 秋田空港から車で2時間15分
 いわて花巻空港から2時間30分



バス

 従前まで川原毛地獄への公共交通機関は無かったのですが、近年の秘湯ブームを受け秋田県の湯沢駅から秘湯を結ぶ乗り合いタクシーである「こまちシャトル」のサービスが提供されるようになりました。
 バスとは異なり完全予約制ですが、公共交通機関で秋田県を訪れた場合はご利用を検討されてみてはいかがでしょうか?

川原毛地獄 大湯滝 行き方 バス


公式HPhttps://komachi-shuttle.com/



川原毛大湯滝への行き方

大湯滝に続く山道  川原毛地獄の大湯滝とは川原毛地獄から1kmほど下流にある天然温泉の滝です。大湯滝へ行く場合は下の駐車場に車を停めそこから10分ほど遊歩道を行くと到着します。ちなみに上の駐車場に車を停めると起伏が激しく足場も悪い川原毛地獄を縦断して行くこととなり(足を砂に取られる為、結構疲れます)、片道30分ほどの所用時間となります。 

※写真は大湯滝に続く歩道



川原毛大湯滝への行き方



川原毛地獄の歴史


 川原毛地獄は807年に月窓和尚が霊通山前湯寺を建立し以後霊場として信仰の場となりましたが、江戸時代から硫黄の採掘が始まり多くの人が命を落としたと伝えられています。
 硫黄の採掘は1966年まで行われ、1987年に前湯寺があったとされる場所に川原毛地蔵菩薩が建立され現在に至っています。このように川原毛地獄は霊場・霊地として信仰を集めた歴史の一方で、硫黄鉱山としての歴史も併せ持っているのです。



川原毛地蔵菩薩

川原毛地蔵菩薩 川原毛地蔵菩薩は霊場として信仰されていた地に、昔硫黄鉱山だった頃に命を落とした方々を弔うために建立され、毎年初秋に大祭が営まれています。

駐車場

川原毛地獄の観光所要時間


 上の駐車場から川原毛地獄を経由し「下の駐車場」がある川原毛地蔵菩薩まで徒歩で片道20分ほど。さらにまた川原毛地蔵菩薩から下流にある大湯滝には徒歩で片道10分程かかる(徒歩でしか行くことができません)。この為渓流を流れる天然露天の湯を楽しむことも考慮すると所要時間は2時間ほどとなります。


川原毛地獄(大湯滝)の観光ベストシーズン


 川原毛地獄へ通じる道路は11月上旬から5月上旬の間は閉鎖され訪れる事ができなくなります。また大滝湯の天然温泉で快適に入浴を楽しむ事ができるのは夏場の7,8月とされています。この為、川原毛地獄の観光ベストシーズンは7月から8月にかけての夏といえるでしょう。なお冬場は周辺道路が通行止めとなってしまうがすぐ近くにある泥湯温泉まではアクセス可能で冬場でも営業しています。




川原毛地獄へのアクセスについて


 

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駐車場

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