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小坂町 旅行記「小坂鉄道レールパーク」


 小坂鉄道は小坂鉱山から産出する鉱産物を搬出する目的で作られた秋田県の小坂駅と大館駅を結んでいた延長23.3kmの鉄道です。
 最盛期は鉱産物のみならず秋田県北産木材の搬出や旅客列車も運行し地元の産業振興に貢献し大いに賑わいましたが、鉱山の縮小、閉山にしたがい事業休止となり、2014年に始発駅である小阪駅がレールパークとして生まれ変わり一般公開されました。
 構内では貴重な数々の列車展示やレールバイク、観光トロッコ列車の運行が行われ大人から子供まで楽しめるようになっています。

営業時間:9:00〜17:00(最終入場は16:30)
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)
入場料:大人600円、小中学生300円 ※レールバイク(500円)、観光トロッコ(300円)は別途料金

 3館共通券【康楽館+鉱山事務所+小坂鉄道レールパーク】
  常打芝居公演と施設見学
       大人(高校生以上) 3,170円、 小人(小・中学生)  1,570円
  施設見学のみ
       大人(高校生以上) 1,480円、 小人(小・中学生)   730円
                                ※団体割引及(20名以上)び修学旅行割引あり
公式HP小坂鉄道レールパーク
地図で場所を確認する
 
康楽館の旅
小坂駅

小坂鉄道の小坂駅。1994年まで旅客営業をしていただけありオシャレな外見となっている。場所は明治100年通りを南側に直進した突き当たりにある。

小阪駅
駅内の光景

小坂駅内の光景。建物内部は当時のまま残されており、切符売り場に相当する部分が受付窓口となっている。1994年まで営業していたそうだが昭和の香りただよう光景となっている。
小阪駅構内の光景
蒸気機関車

小坂鉄道レールパークに展示されている蒸気機関車。この機関車は11号蒸気機関車とよばれ大正15年から昭和37年まで36年間運行し、小坂鉄道で最後まで残った蒸気機関車。
小坂鉄道 蒸気機関車
お召し列車

小坂鉄道開業時に祝いのために訪れた皇太子様(後の大正天皇)を乗せたお召し列車。窓が曇りガラスの為、内部を撮影できなかったが、お召し列車らしく質素ながらも気品に満ちた車内となっていた。
小坂鉄道 お召し列車
車両展示場

小坂鉄道レールパークの車両展示場。 昔の整備庫を一般開放しているもので、展示場へは線路を渡って行くことになる。入り口には駅員姿の方がおり色々説明をしてくれる。なお右手に見えるのは小阪駅。

小坂鉄道レールパーク 車両展示場
場内の光景

こちらは車両展示場内の光景。実際に使用されていた数々の車両が展示されており、機関車の運転席に入ることもできる。鉄道ファンには垂涎の施設だが、機関や軌道部分には油も付着しているので触れる際は汚れないように注意しなければならない。 
小坂鉄道レールパーク 車両展示場の光景
乾電池電車
 蒸気機関車や大正天皇がお乗りになった(皇太子時代に乗車)お召し列車など、時代を感じさせる車両が迎えてくれる小坂鉄道レールパーク。そんなレールパークにあって異彩を放っているのが「乾電池電車 エボルタ号」です。これは特殊段ボールで製作された車両に乾電池をセットし車庫内の線路約40メートルを往復走行するもので10人程度の人数まで乗ることができます。この乾電池電車は電機メーカーのパナソニックがコマーシャル用に開発したものを小坂町に無償譲渡したもので、実際に人の乗った車両が乾電池で走行するとあって訪れた人たちを驚かせています。
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