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金木 旅行記「川倉賽の河原地蔵尊」川倉賽の河原地蔵尊は津軽地方最大の霊場で、その昔天空より不思議な御燈明が飛来し、その光に照らされた場所から発見された地蔵尊を安置したのが始まりといわれています。 旧暦の6月22日から24日までの期間中に例大祭が行われ、この期間中は青森県各地からイタコの方々が集まり口寄せを行ってくれます。この時のイタコの人数は日本三大霊場の恐山より多く、イタコの口寄せに耳を傾ける遺族の方々の姿も多く見られます。 この川倉賽の河原地蔵尊はけっして観光名所などではないのですが、信心深い人や仏教を信仰している人、近年親しい人を亡くした方などには心の拠り所となる神聖な場所です。遊び半分の浮かれた気持ちで訪れることは慎みましょう。 ・駐車場：無料駐車場あり（100台） |
津軽地方最大の霊場「川倉賽の河原地蔵尊」は作家太宰治ゆかりの公園「芦野公園」がある藤枝溜池の北東部にある霊場。芦野公園から歩いて行けるが、距離があるので車で行った方が無難。
川倉賽の河原地蔵尊の本堂。結構賑やかな光景に見えるがこれは例大祭の時の光景だから、普段は人気もなくひっそりとしている。
川倉賽の河原に安置されている約2000体のお地蔵様。このお地蔵様に飾られているのは、亡くなった方々が生前に愛用していたもの。
お賽銭を入れる参拝客。目の前のお地蔵様はひとつひとつ表情が異なり参拝客を見つめているお地蔵様も多く見られる。またなかにはうっすらとお化粧が施されているお地蔵様もいる。
桜で有名な芦野公園の観光ベストシーズンはなんといっても春の桜の時期。この時期は桜まつりが開催され花見客やバーベキューを楽しむ家族連れで賑わう。また公園内や周辺にはキャンプ場や浮き橋、吊り橋がある散策路が整備されており、冬場以外はいつでも楽しむことができる。なお芦野公園がある旧金木町（現在の五所川原市）では冬場に「地吹雪ツアー」を開催しており、今では人気のある観光イベントとなっている。石炭ストーブを焚く津軽鉄道ストーブ列車の旅も人気があり、雪をあまり体験した事が無い方は冬場に訪れるのも一興。
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