パワースポット



 八幡平市にある不動の滝及び桜松神社は近年岩手県のパワースポットとして色々紹介されるようになりました。これは境内にある縁結びの木や祭神として祀られている瀬織津姫の神秘的なイメージ等が影響していると思われますが、一番の理由は境内に広がる美しい光景や不動の滝や清流から発せられるマイナスイオン等を訪れた人達が感じとってパワースポットとして紹介したことが大きいようです。
 一般的にパワースポットとは気(パワー)が充満している所や湧き出ている所のことをいい、自然のパワーが充満している森、滝、清流、そして神社仏閣等はパワースポットとしてあげられることが多く、不動の滝、桜松神社はこれらパワースポットの要件をよく満たしているといえます。
 なお一般的に不動の滝及び桜松神社は縁結びのパワースポットとして紹介されています。


鳥居


桜松神社入り口  桜松神社の鳥居。 国道282号線より大鳥居がある脇道にそれて、しばらく行くと到着します。この鳥居をくぐると縁結びの木があり、さらにその奥に桜松神社と不動の滝があります。また左手は清流が流れ遊歩道も整備されています。


参道


桜松神社 参道 桜松神社の参道。沢沿いの杉並木の参道には灯籠や祠が置かれ、パワースポットらしく厳かな雰囲気が漂っています。桜松神社や不動の滝はこの参道のさらに奥にあります。


境内


桜松神社 境内 桜松神社の境内。沢と崖の間に社や祠が建ち並んでいて、辺りには神秘的な雰囲気に包まれています。修験僧達の修行の場だというのもうなずける光景です。  修験者の修行している姿は現在でも希に見かけることができるそうで、一般的に修験者が修行する場はパワースポットと言われることが多い傾向にあります。


不動堂


 桜松神社の不動堂。巨大な岩にはめ込むように建てられています。岩全体を見ると圧倒的な迫力で、このような大きな石や岩を上手く利用した境内の構成もパワースポットと呼ばれるゆえんなのかもしれません。
桜松神社の不動堂



清流と朱色の橋


桜松神社 冬の光景 不動の滝の清流にかかる朱色の橋。朱色の橋は桜松神社に向かう道中にも架けられており、そばの石碑には「すずやかな瀬織津姫の誘いに朱色に美しく輝く橋渡り行くなり」(分かりやすく現代風に訳してます)と記されていました。


清流と朱色の橋

 
不動の滝と不動明王 マイナスイオンが溢れている不動の滝と滝のすぐそばに立てられている石彫りの不動明王。冬の光景ですが、周辺の岩肌にはしだや苔が確認できます。また不動の滝に通じる散策路上ではこの境内で最大の大きさと思われる杉の巨木を見ることができます。

駐車場