城ヶ倉大橋



 城ヶ倉大橋は城ヶ倉渓流に架かる高さ122mの橋です。城ヶ倉は昔から八戸方面弘前・黒石方面を結ぶ街道として利用されてきましたが、深い渓谷を下って横断するため交通の難所としても有名な所でした。この為平成7年に橋が架けられ「城ヶ倉大橋」として開通したのです。この城ヶ倉大橋からの眺望は素晴らしく今では紅葉の時期などには路肩に駐車する車で渋滞が発生するほどの人気のスポットとなっています。なお城ヶ倉大橋は冬の期間中は通行止めとなります。


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※城ヶ倉大橋は飛び降り者が多い場所といわれ心霊スポットとしてもよく知られていますが、そちらについては別途「八甲田の心霊」のページをご参照下さい。


城ヶ倉大橋の高さ


新緑の城ヶ倉大橋 八甲田から津軽方面に抜ける国道394号線にかかる城ヶ倉大橋。高さは122mもあり橋の下には旧道や城ヶ倉渓流が見えます。また橋の上からの眺めは圧巻で観光客用の駐車場や歩道も整備されています。




城ヶ倉渓流 城ヶ倉大橋から眺めた城ヶ倉渓流。これが122mの高さの光景です。目もくらむような高さですが、橋の周辺ではたくさんのツバメが飛び回っていました。




紅葉の八甲田 城ヶ倉大橋  城ヶ倉大橋、秋の行楽シーズンの光景。城ヶ倉大橋では八甲田でも有数の紅葉スポットでもあり、紅葉が見頃を迎える10月下旬の週末ともなるとその眺望を楽しもうと多くの行楽客が訪れ、駐車帯に収まりきれない車で交通渋滞が発生するほど。なお写真の光景は平日のもの。
城ヶ倉大橋  城ヶ倉大橋から青森市方面を眺める行楽客。高さ122mもある橋の上からは山並みの隙間から青森市の光景や陸奥湾を眺めることができ、八甲田ロープウェイと並んで八甲田を代表する眺望スポットとなっています。

旧道


紅葉の城ヶ倉大橋 城ヶ倉大橋が架かる前の旧道はそのまま残されており、橋の手前に旧道の入り口があります。ただし旧道は現在通行止めとなっており、一般の方が通行することはできません(写真左下に見える道路が旧道です)。

 こちらは城ヶ倉渓谷の光景。城ヶ倉は昔から南部地方と津軽地方を結ぶ街道でもあったのですが、戦国時代に敵の裏をかこうとして城ヶ倉を経由して津軽に攻め込んだ武将が敗戦の後、その急峻さから再び城ヶ倉を通るのを嫌がりわざわざ敵が待ちかまえる青森市方面に向かって撤退し散々な目にあったという逸話が残されています。

城ヶ倉渓流 秋の光景