弘前城の紅葉
日本一の桜で有名な弘前城ですが、実は知る人ぞ知る紅葉の名所でもあります。紅葉する木々の主役は春と同じく桜の木。桜も広葉樹であるため秋には立派に紅葉するのです。弘前城の紅葉は知名度も低くテレビや雑誌でもほとんど取り上げられることはなく地元の方のみが知る隠れスポットですが、もし秋に
津軽の小京都弘前市を訪れることがあったら、是非とも紅葉に彩られた弘前城を訪れてみてください。
紅葉の見頃 11月上旬〜中旬
紅葉の光景
弘前城の紅葉の光景。桜の名所で有名な弘前公園ですが、秋は秋でこのように見事な紅葉を見ることができます。紅葉の時期は「
菊と紅葉まつり」が開催され、特にお濠沿いの桜の紅葉は見事です。
弘前公園のカエデ。桜やイチョウといった弘前公園で紅葉する広葉樹のなかではカエデが一番色鮮やかに紅葉します。植えられている本数も約1000本で桜に次いで多いそうです。広い公園内で所々に色づいているカエデはなんとも趣があります。
イチョウ
弘前公園に植えれているイチョウ。弘前城の紅葉といえば濠沿いに植えられた桜の紅葉が有名ですが、イチョウの木もなかなか見事で、なかには
名木に数えられているイチョウの木もあります。
杉の大橋
弘前公園南側に入り口にある杉の大橋付近の紅葉。紅葉しているのは桜の木。なお左下に見える鳥は白鳥。白鳥は冬に日本に訪れる渡り鳥ですが、弘前公園では春も姿を見せていたので多分弘前城に住み着いているのでしょう。
紅葉とは関係ありませんが、桜の時期の杉の大橋。お濠を泳いでいるのは本来この時期にはいないはずの白鳥。この白鳥は1970年頃にニッカウヰスキー仙台工場から贈られたつがいの「コブハクチョウ」が増えたものと推測され、長らく弘前公園のアイドル的存在でしたが2020年1月に亡くなっているのが確認されました。