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屈斜路湖 旅行記「湖畔の光景」


  屈斜路湖北海道の東部に位置する日本最大のカルデラ湖(湖としては日本第6位の広さ)です。また湖のシンボルである中央に浮かぶ中島は湖に浮かぶ島では日本で一番大きな島となっています。
 屈斜路湖周辺は火山帯に位置し今でも火山活動が盛んな為、湖畔や周辺には温泉が多数あり、砂浜を掘るとお湯が吹き出る砂湯は屈斜路湖の名物となっています。また湖の水は酸性で魚類は殆どいませんでしたが、ニジマスが放流され住み着くようになり現在はルアーを楽しむ釣り客達で賑わうようになりました。そのほか釧路湿原を流れる釧路川の源流としても有名で周辺ではカヌーを楽しむ観光客も多く見られます。その他冬場に凍り付いた氷が激しい音を立ててせり上がる「御神渡り現象」は日本最大級で時に長さ10km高さ2mほどの巨大な御神渡り現象となる時もあります。 
 
和琴半島の温泉

屈斜路湖の和琴半島根元部分にある露天温泉。屈斜路湖畔の光景を眺めながら楽しむ温泉はキャンパーや観光客に人気がある。なおここの湯の温度は少々温めだが、ちゃんと脱衣場が整備されていた。

屈斜路湖の露天温泉
屈斜路湖の白鳥

屈斜路湖は周囲に温泉が点在し温泉から流れ込む湯の為、湖畔はすることがない。この為、白鳥の一大飛来地となっており、白鳥ウォッチに多くの人が訪れる。温かい砂湯の上で座り込む白鳥も多く、白鳥といえども温かい所は気持ちが良いようだ。
屈斜路湖の白鳥
夕暮れ

屈斜路湖の夕暮れ。中央に見えるのは淡水湖に浮かぶ島としては日本で一番大きい「中島」。屈斜路湖のシンボル的存在で屈斜路湖のどの位置からでも見える。


屈斜路湖の夕暮れ
紅葉

屈斜路湖の紅葉はあまり有名ではないが、北海道では珍しくナナカマド、ヤマウルシ、カエデといった紅葉する木々が多く自生しているので秋になると見事な光景をみせてくれる。見事は毎年10月上旬から中旬にかけてで、湖東岸の道路沿いに紅葉スポットが点在している。
屈斜路湖の紅葉
屈斜路湖の白鳥
 温かい温泉が流れ込む屈斜路ではコタン温泉や砂湯の周辺では冬でも湖の水が凍ることがなく、白鳥の一大越冬地となっています。これらの白鳥は毎年10月10日前後から姿を見せ始め最盛期の2月には3000羽ほどの数になります。白鳥のほとんどは温かい本州に渡ることもなくそのまま屈斜路で羽根を休め春には再びシベリアに向けて飛び立っていくのです。
屈斜路湖及び周辺のおすすめスポット一覧
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池の湯 アイヌコタン民俗資料館 津別峠 夕染の滝・釣鐘の滝 キャンプ場
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