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摩周湖 旅行記「川湯温泉」


  川湯温泉は屈斜路湖摩周湖の中間点にあり両湖の観光拠点としてよく利用される温泉郷で、「源泉100%かけ流し」を宣言しており湯量も豊富な温泉郷。元々は明治時代硫黄山周辺で硫黄の採掘が行われていた頃、労働者達の為に湯宿を建てたのが始まりです。
 屈斜路湖、摩周湖周辺は豊かな自然に囲まれていますがこの川湯温泉郷周辺だけは光景が一変し賑やかな温泉郷となっています。また川湯温泉郷の中心部には高温の温泉が流れる川があり町中には硫黄臭が立ち込め火山活動の活発さがうかがえます。泉質は非常に強い酸性の湯で目にはいるととてもしみ、金属製の腕時計などを着けてはいるととんでもない事になってしまいます。また川湯温泉駅前に無料の足湯がありますがこちらの湯は中性となっています。
 
泉質:硫黄泉、酸性明礬泉
効能:高血圧、動脈硬化症、慢性皮膚病、筋肉・関節痛、痔、きりきず、糖尿病など

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川湯温泉源泉まつり

川湯温泉源泉まつりは8月1日からお盆過ぎまで開催される夏まつり。各イベントの他露天が建ち並び、浴衣姿で夜店をのぞく宿泊客の光景は神社の縁日を思い出させる。
川湯温泉源泉まつり
足湯

川湯温泉郷に整備されている足湯。観光振興の為に作られたそうだが、観光客の他に地元の方もよく利用する。足湯は24時間年中無休のうえ無料で利用できる。
川湯温泉の足湯
川湯温泉駅

川湯温泉は屈斜路湖と摩周湖の中間地点に位置する温泉郷で摩周湖の玄関口にあたり観光の拠点となる地域。公衆浴場が整備され、温泉宿での外湯も可能。真冬のマイナス10度前後の時に入る露天風呂は格別だ。
川湯温泉駅
川湯温泉駅の足湯

湯量豊かな川湯温泉だけあって、温泉郷に隣接するJR川湯温泉駅にも足湯がある。足湯は温泉郷の公園や宿泊施設などにもあり、わざわざ駅で楽しむ必要性も無いと思ったが、電車の待ち時間によく利用され人気があるのだそうです
川湯温泉駅の足湯
川湯温泉の紅葉

屈斜路湖と摩周湖の中間地点にある川湯温泉の紅葉。川湯温泉周辺は紅葉の名所としても知られており、川湯温泉の近くにある硫黄山(アイヌ名でアトサヌプリ)は特に紅葉が美しい。
川湯温泉の紅葉
 川湯温泉園地

川湯温泉園地は温泉郷にある公園。公園の規模そのものは大きくはないが、敷地内は自然豊かで鹿なども訪れる。また足湯も整備され散策のあと足の疲れを癒すこともできる。

川湯温泉園地
川湯温泉を拠点にしたガイドツアー
 川湯温泉は地理的に摩周湖と屈斜路湖の間に位置することから主に宿泊客を対象としたガイドツアーがいくつか企画されています。宿泊客を対象としているのは(宿泊客以外でも参加できるツアーもあります)それなりの理由があり、ツアーの内容が夜の摩周湖第1展望台で摩周湖上空に輝く満天の星空を眺めるものだったり(「摩周湖星紀行」)、早朝に藻琴山山頂(標高1000m)まで行き雲海に包まれた屈斜路湖を楽しむ(「藻琴山雲海ガイドツアー」及び「藻琴山雲海ウォーク」)といった通常の時間帯とは異なるものだからです。これらのツアーを上手く組み合わせると一泊で星空、朝日、雲海といった日常では体験できない神秘的な光景を楽しむことができるのです。
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