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北海道 旅行記「ガリンコ号」


 ガリンコ号は元々はアラスカ油田を開発する為に造られた実験船で実験終了後有効利用の為、観光砕氷船として改装されたものです。強大なドリルで厚さ30センチ以上もある流氷を砕く様が人気を呼び、現在は年間を通じて3万人ほどの観光客が乗船しています。初代「ガリンコ号」退役後は当初から観光砕氷船として計画設計された現在の「ガリンコU号」が進水し冬の流氷クルーズの他、夏場のオホーツククルーズや紋別カレー釣りなど紋別市の観光促進に一役かっています。

乗船料金
 冬期クルーズ(1月〜3月) 流氷あり 大人3,000円、子供1,500円   流氷無し 大人2,500円、子供1,250円
 夏期クルーズ(5月〜12月)        大人1,500円、子供750円
 サンセットクルーズ(9月〜10月)    大人1,980円、子供1,000円 
 釣りクルーズ(6月〜9月) 3時間 3,600円、4時間 4,800円、5時間 6,000円 
         ※釣り道具レンタル一式 500円、エサ 600円、竿エサセット1,000円は別途料金 

出港時間:冬期クルーズ 6:00から16:10までの間で計7便が運航する。所要時間は1時間
        夏期クルーズ 釣りクルーズは朝と昼の2便、通常クルーズは昼1便 
        サンセットクルーズ 日没の30分前。
備考:ガリンコ号は完全予約制で全便10名以上での出港となる。
     (注:ガリンコ号の流氷クルーズは大変人気があるので早めに予約しておくことをお勧めします

※ガリンコ号の運賃、運航時間の詳細は公式HPを参照→ガリンコ号
 
北海道の旅
ガリンコ号

紋別港内を航行するガリンコU号。元々調査船だった初代ガリンコ号のDNAを受け継ぎ、船体は赤色で動力もアルキメディアン・スクリューと呼ばれるドリル型のスクリューとなっている。この推進方法は世界でもガリンコ号だけ。
ガリンコ号


紋別沖の流氷の中をクルーズするガリンコ号。シンボルであるアルキメディアン・スクリューが船首付近に見える。このスクリューを見たせいか流氷クルーズ中は本当にガリガリという音がした。
流氷を突き進むガリンコ号
紋別の流氷

オホーツク沿岸に押し寄せる流氷。流氷の密度は一般的に知床方面が一番濃く、網走、紋別と西に行くほど薄くなる。100kmほど東にある知床方面がビッシリと流氷に覆われていても紋別ではまったく流氷が見あたらないという日もあるそうです。また流氷が沖合にあるときは湾内ではアザラシ達の姿がよく見られ乗客達を楽しませてくれます。
紋別の流氷
ガリンコ号について
 ガリンコ号はお隣の網走市で運航しているおーろら号とならんで流氷クルーズの看板砕氷船です。おーろら号と比べると流氷に遭遇する確立が若干低いほか動力の関係から船体が揺れやすく船酔いしやすい等といった短所もありますが、文字通り流氷を破砕して突き進む迫力満点のガリンコ号は根強い人気があります。またおーろら号は流氷が密集しすぎると港から出ることができないということもありますがガリンコ号はそんなことはありません。いずれにせよどちらの観光砕氷船も甲乙付けがたく皆さんの趣味趣向で選べばよいでしょう。
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