安家洞 観光案内 「洞窟観光」

 岩手県には洞窟、すなわち鍾乳洞が多数確認されており、その数は他の都道府県に比べると格段に多いものとなってます。これは岩手県の背骨ともいえる北上山地がその昔は海の底にあったことから山体に鍾乳洞の元となる石灰岩を大量に抱えていることによると考えられています。これらの石灰岩のうち比較的大きなものが地下に浸透してきた雨水により浸食され鍾乳洞となったのです。
 岩手県の鍾乳洞として有名なのは地底湖で有名な龍泉洞がありますが、そのほかにも3億5千万年前の地層に形成され日本で一番古い鍾乳洞といわれる幽玄洞、そして日本最大規模といわれる安家洞などがあり、他にも一般公開されていない鍾乳洞は多数有り、岩手県はまさに洞窟王国なのです。

安家洞の駐車場入り口

 
安家洞の駐車場入り口 安家洞の入り口。正面の道の奥が駐車場になっていて車十数台駐めることができる。また洞窟の入り口は左側で、駐車場からは小高い丘を通ってすぐの所にある。



安家洞の看板


安家洞の看板  安家洞の看板。安家洞に近づくにつれて看板の数が増えてくる。おかげで道に迷うことはないのですが、古びたオレンジ色の看板にひらがなの文字。この看板こそが「天然記念物ではなかろうか」と思ってしまいました。


安家洞の受付


安家洞の受付 安家洞の受付。入場料金はここで支払います。一般観光地のレストハウスにあたるのか三陸沿岸の観光地のパンフレットがおかれており、食事もできます(この日食堂は営業してませんでした)。 


安家洞の入り口


安家洞の入り口 日本最大の鍾乳洞である安家洞への入り口。昔は直線距離で60kmも離れている八戸市までつながっていると信じられ、近所の子供達の絶好の遊び場となっていたそうです。