　黒石市　浄仙寺

浄仙寺の見どころ　歩き方

　浄仙寺は黒石市の黒森山中腹にある寺で、昭和の初め頃まではふもとの黒石市から子供達が集い勉学に勤しんでいた学問の社です。裏手の参道は散策路になっており郷土の文化人達の文学碑が数多く建てられています。浄仙寺で有名なのは紅葉と蛍、花菖蒲ですが多くの石碑が建つ「文学の森」も学問を重んじる津軽地方の文化がにじみ出ていて趣があります。
　浄仙寺に向かう際に目印となるのが「コーヒーあります」の登り旗。実は境内ではコーヒーとドーナッツを提供してくれるのです。この登り旗を目印に浄仙寺に辿り着いたらまずコーヒーで一服すると良いでしょう。
　見どころは前述した境内の光景ですが、なかでも私が一番心を惹かれたのが裏手の池です。池に近づくと沢山のカエルが草むらから飛び出し池に飛び込んでいきます。そしてその池を覗き込むと無数の小エビが泳ぎ、なかにはサンショウウオの姿も見ることができます。もし平成の世に松尾芭蕉や西行法師がいてこの仙境の地を訪れれば名句をひとつ残してくれるのではないか。浄仙寺はそんな思いにさせてくれる所なのです。

浄仙寺への交通・アクセス・駐車場情報・観光に要する時間

・浄仙寺へのアクセス・行き方
　東北自動車道黒石インターを降りて国道102号線を十和田湖方面へ、黒石温泉郷付近で国道394号線へ左折し八甲田方面に向かう道中にある。なお国道396号線は冬の間一部通行止めになる区間がある（黒石方面から浄仙寺へは通行可能）ので注意が必要。

・交通
　東北自動車道黒石ＩＣより車で約15分
　黒石温泉郷より車で5分程度
　八甲田酸ヶ湯温泉より車で約20分程度　
　弘南黒石駅からバスで30分
　
・観光に要する時間
　境内の観光に要する時間は３０分程。周辺には紅葉の名所「中野もみじ山」や黒石温泉郷が、また有名な観光地としては十和田湖、八甲田、弘前公園がある。
※浄仙寺を組み込んだ青森県の観光モデルコースは別途「青森空港」「大館能代空港」及び「弘前駅」「新青森駅」の各ページを参照。

・駐車場
　浄仙寺の山門前に車数台を駐められる駐車場があり、近くには大規模な駐車場もある。

黒森山　浄仙寺		黒森山
菖蒲と蛍と学問のお寺、浄仙寺の見どころ
仁王門	本堂
紅葉		浄仙寺の池

花菖蒲		文学の森
		不動堂	参道
浄仙寺の境内		ドーナッツ
絵を描く人	境内で遊ぶ子供

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中野もみじ山のアクセスに一番便利な新幹線発着駅は新青森駅です。また最寄りのＪＲ駅は弘前駅です。

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黒石市周辺の美味い物
黒石つゆ焼きそば　黒石市のご当地グルメ。甘辛いソース焼きそばにラーメン風のつゆをかけたもの。その昔駄菓子屋で考案された。
津軽のリンゴ　津軽地方は日本一の生産量を誇るリンゴの産地。リンゴのみずみずしさ、甘さ、酸味はまさに日本一の美味しさ
津軽そば　つなぎに大豆の粉を使用したそば。煮置きし熟成させる等通常のそばとは全く違う工程でつくられる。根強いファンが多い。
嶽きみ　岩木山の標高４５０ｍ付近ので栽培されたスイートコーン。寒暖の差が大きい為、糖度が高く生でも食べられるほど柔らかい。
黒石市周辺の祭り・イベント
黒石よされ　8月中旬に黒石市で行われる流し踊り祭り。日本三大流し踊りの一つ。
弘前さくらまつり　4月下旬から5月の上旬に弘前城公園で行われる桜祭り。毎年たくさんの観光客で賑わう。
弘前ねぶたまつり　８月1日から7日まで弘前市で行われる夏祭り。80台ものねぶたが運行する。
弘前城雪灯籠祭り　2月中旬に弘前城公園で開催される雪祭り。みちのく五大雪祭りのひとつ。

青森県のおすすめスポット一覧
	青森県の観光地・宿
	弘前城	十和田湖	三内丸山遺跡	十二湖（白神山地）	岩木山・岩木山神社
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このホームページ「日本の観光地・宿」について
「黒森山　浄仙寺の観光・宿・見所」は制作者達が実際に訪れた観光地・温泉の写真や感想の他に、その地方の観光団体等から提供された写真・資料を基に作成しています。

浄仙寺の見どころ 歩き方

浄仙寺の見どころ　歩き方