白蓮歌碑



 NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」の主人公「村岡花子」の親友で、仲間由紀恵さんが演じた「蓮れん様」こと葉山蓮子には実際モデルになった歌人がいます。その人物が「柳原白蓮びゃくれん(1885年〜1967年)」で彼女が1950年に三笠宮妃殿下の母君「高木邦子」様と一緒に蕪島を訪れた際に詠んだ句が白蓮歌碑として自筆を忠実に再現しされ蕪嶋神社に建立されています。
 もともとは生存競争の激しいウミネコの世界で、命を落とす多くの雛達の為の供養碑として建てられたものですが、「花子とアン」が放送されてからはこの歌碑を見に訪れる人が増え、現在は説明看板も設置されています。


白蓮歌碑 蕪嶋神社境内にある白蓮歌碑。碑には「大神の み使いかこれ うみねこの 姿のあまり うつくしければ」と刻まれており、神の使いとされるウミネコが美しく舞う光景を詠んだものとされています。
蕪嶋神社と白蓮歌碑  蕪嶋神社と白蓮歌碑。左側の建物が神社拝殿で右側の木と木の間にある石碑が白蓮歌碑。歌碑の両隣には願い事を記した絵馬がたくさん下げられています。


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