嵐山・嵯峨野 花灯路
花灯路は、観光客の減る冬から初春にかけての京都を盛り上げようと、2002年度から始めたイベントですが、京都市の財政難や新型コロナウィルス禍よる企業協賛金の減少のため、17回目となる2021年度を最後に終了することになりました。
花灯路とは古都京都の夜を柔らかい灯りでつつむイベントで、文化遺産が集中している
東山地区と嵐山地区の2箇所で開催されています。
八坂の塔や
祇園の街、歴史ある神社仏閣を照らす東山花灯路に対して
嵐山の花灯路は
竹林や
紅葉した嵐山を借景にした保津川等、主に自然景観を照らして彩っているのが特徴です。
嵐山花灯路
開催期間 12月中旬の約1週間
開催時間 17:00〜20:30
嵐山の渡月橋
京都嵐山の花灯路。嵐山の花灯路は毎年12月中旬に開催され、
渡月橋や嵐山の山並み、嵯峨野の竹林などがライトアップされる。光景は嵯峨野側から見た渡月橋と嵐山。
宝厳院
嵯峨野の宝厳院周辺の光景。紅葉した木々や落葉した葉がほのかに照らされ幻想的な光景となっている。嵯峨野の露地に設置される行灯の数は約2500基で道行く人々を導いている。
竹林の花灯路
京都の嵯峨野の竹林。京都嵐山の花灯路の時期、竹林の小道もライトアップされる。華やかな渡月橋や嵐山のライトアップとは異なり、荘厳で情緒ある光景が続く。
こちらは碧色の照明で照らされている嵯峨野の竹林。建物や竹林などは様々色の照明で照らされているが、散策路の灯火は同じ色、大きさで統一されているようだった。
案内地図
嵐山花灯路の案内地図。赤く塗られた路地が花灯路で照らされる所。範囲は嵐山・嵯峨野地区の核心地域ほぼ全域。灯りが導いてくれるため、花灯路の期間中は昼よりも夜の方が迷うことなく歩くことができる。