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淡路島のパワースポット 淡路島神社
上記は日本の神話である古事記冒頭部分のくだりです(筆者が要約しています)。古事記に登場する「おのごろ島」は日本最初の島で淡路島のすぐ近くに浮かんでいるとされています。この事から淡路島の南東にある「沼島」が「おのごろ島」ではないかと推測されているのです。また淡路島自体を「おのごろ島」とする説もあり、淡路島やその周辺は日本国生み神話の舞台となっており、これが淡路島がパワースポットと呼ばれている由縁なのです。 淡路島のパワースポット一覧
・国生み神話以外のパワースポット:淡路島七福神巡り 古事記について 古事記とは日本の代表的な古典で平城京遷都後の奈良時代初期に完成しています。古事記は天皇家の正当性を示す為に編纂されたとされ、古くから伝わる神話や伝承を調べ直して編纂し、大和朝廷がその昔各地の豪族との戦いに勝ち抜いて日本を統一した過程も神話という形で盛り込まれています。 つまり古事記は縄文時代からの自然崇拝や弥生時代の水稲農耕の守護神(太陽神や農耕神)信仰なども取り込んだ一大スペクタル叙事詩なのです。 古事記に記されている有名なお話としては「黄泉の国 黄泉津比良坂での別れ」「天岩屋神話」「ヤマタノオロチ退治」「因幡の白兎」「出雲大社の祭神である大国主の国譲り」「天孫降臨神話」「海幸彦と山幸彦」「日本武尊の英雄伝説」など誰でも一度は聞いたことがあるものが目白押しで、今に伝わる三種の神器の由来なども記されています。 「日本にもギリシャ神話や旧約聖書のような壮大な叙事詩がある」といえば少々オーバーに聞こえるかもしれませんが、けっして過言ではありません。古事記は日本人なら一度は読んでおいてもらいたい本のひとつなのです(地元の図書館に行けば分かりやすく現代風に翻訳された古事記を読むことができます)。 |
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