姫路城の桜(夜桜)
姫路城は
兵庫県を代表する桜の名所のひとつで白亜の白壁や天守群を背景に満開に咲き誇る桜の光景は多くの市民に愛され「日本の桜の名所 100選」にも選ばれています。桜は三の丸や西の丸といった曲輪を中心にソメイヨシノや枝垂れ桜が約1000本程植えられており、毎年桜の時期になると露天が建ち並びブルーシートやゴザを広げて花見を楽しむ行楽客で賑わいます。またイベントも盛りだくさんで夜には「花あかり姫路城夜桜会」が開催されるほか、三の丸広場では恒例の姫路城観桜会・お花見太鼓が開催され、他にも琴の大演奏や勇壮な和太鼓演奏などが楽しめます。
桜の見頃 毎年4月上旬
桜の見所 三の丸広場、西の丸庭園の桜林、三国濠、菱の門周辺
夜桜(ライトアップ)
姫路城では桜の時期になると西の丸庭園が21:00まで無料開放され「夜桜会」が実施されます。
ライトアップされた桜や
天守閣を見ながらの花見はお城ならではの光景で多くの人が夜桜を楽しんでいきます。なお城内での宴会は可能ですが火気厳禁となっています。
ライトアップされた姫路城と夜桜。遠く県外から訪れた人は夜桜よりもライトアップされた天守閣の方に魅入っている人の方が多かった。なお姫路城のライトアップ自体は通年で行われており日没から22:00まで毎日行われています。
天守閣と桜
姫路城天守閣と桜。またこの時期天守閣から眺める城内の桜も圧巻です。かすかに漂う桜の甘い香りの奥に見える姫路城の天守閣はこの時期もっとも美しく見えます。
紅桜
姫路城の紅桜。姫城の桜は主にソメイヨシノ、枝垂れ桜が中心ですが、城内を散策しながらよく見てみると紅桜や山桜なども見られます。
西の丸
姫路城西の丸は城内でもっとも桜の本数が多い所のひとつ。周囲は塀や本多忠政の後室、千姫の為に建てられた化粧櫓などで囲われています。
堀
姫路城の堀。周囲に咲いている桜はソメイヨシノよりも濃い色をしている。水に映った桜と
城の天守がなんともいえない風情を醸し出している。