清水寺のライトアップ



 清水寺では春と秋の2回にわたりライトアップ(夜の特別拝観)を行っています。使用する照明は500基ほどで、特に千本ものもみじが紅葉する秋の光景は圧巻で、清水寺の本尊である観音菩薩の慈悲を表すとされる上空を横切る青いサーチライト「観音慈悲光」は京都の新しい風物詩となっています。なおライトアップは一度通常参拝時間終了後、一度閉門したのち再び特別拝観として再び開門します。


夜の特別拝観時間 
 春、秋 午後6時30分〜午後9時30分(受付終了)
  午後7時〜午後9時30分(受付終了)


夜の特別拝観
  3月上旬〜中旬、3月下旬〜4月上旬 
  8月中旬
 11月上旬〜12月下旬

 
特別拝観料:大人400円、小・中学生200円


ライトアップ


清水寺のライトアップ 清水寺では年5回ほどライトアップされる。主な時期は春の京都東山花灯路及び、夏の千日詣り、秋の紅葉、大晦日。この時期は通常は入館できない夜間の時間も特別拝観として中に入ることができる。



ライトアップされた清水寺 仁王門 清水寺の春の夜間特別拝観の光景。ライトアップされているのは重要文化財に指定されている仁王門。仁王門は清水寺の入り口にあり、ここから奥が清水寺の境内となる。

三重の塔


ライトアップされた清水寺三重の塔  ライトアップされた清水寺三重の塔。京都東山地区にはたくさんの塔があるが、なかでも清水寺の三重の塔は高さ、標高ともに最高級で東山地区のどの位置からでも見ることができる。

清水の舞台


ライトアップされて清水の舞台ライトアップされた清水の舞台。舞台や本堂は仁王門や三重の塔とは違い朱色に塗られていないのでライトアップ時の光景は比較的地味。この為、清水の舞台は舞台の光景よりも舞台からの光景の方に価値があると言われている。

清水寺の混雑を避ける裏技


 秋の京都は日本中でもっとも多くの人が集まるといわれています。その中でも清水寺は京都観光の王道だけあって平日でも「恐ろしいくらいに混雑」し順番待ちの行列にならぶのは当たり前のこと。そんな清水寺にあって少しでも混雑を避けたい方は紅葉の時期に行われる「特別拝観」がお勧めです。なぜなら特別拝観は昼間の一般拝観を一度終了してから再度開館する、つまり清水寺内の観光客は一度外に出なければならないのでタイミングがあえば一番最初に入り、広々とした光景を楽しむ事ができるのです。また特別拝観終了間際も比較的人が少なく狙い目です。