高野山 観光案内 「金剛三昧院」



 金剛三昧院は北条政子が夫頼朝、息子実朝の菩提を弔うために1211年に創建したお寺です。メインストリートから熊野へ通じる古道沿いにあり、街の中心部からは少々距離がありますが道中案内の石碑が立っているので迷わず行くことができます(徒歩の場合)。
 境内には日本で2番目に古いとされる国宝の多宝塔や天然記念物に指定されている大シャクナゲ、樹齢800年を越えるご神木などがあり、本尊は愛染明王で恋愛成就、縁結びのご利益があるといわれています。
 また宿坊としても有名な所で高野豆腐や胡麻豆腐を中心とした精進料理は人気があります。

駐車場 有り

所在地 和歌山県伊都郡高野町高野山425


金剛三昧院


金剛三昧院 金剛三昧院の光景。北条政子が創建しその後将軍家の菩提寺として信仰されてきたお寺。その昔は幕府と高野山との連絡役も務めておりどこか武家風の雰囲気が漂っている。


境内の光景


金剛三昧院 境内の光景 金剛三昧院境内の光景。うっそうと生い茂る老杉の中にシャクナゲが花を咲かせ、苔生した屋根の古堂が立っている。金剛三昧院には鎌倉時代から現存している建物が多く歴史の重みを感じることができます。

大シャクナゲ


金剛三昧院の大シャクナゲ  金剛三昧院にある大シャクナゲ。このシャクナゲは群生であり高さは10m以上。山門をくぐってすぐの所にあり、樹齢は400年を越すと言われています。なお見頃は5月の中旬頃。