天橋立 観光案内



天橋立 「大江山 いく野の道の遠ければ まだふみもみず 天橋立」。平安時代の歌人として有名な和泉式部の娘小式部内侍の歌でも有名な天橋立。今からおよそ1万5千年前、海面が上昇したことに起因して以後長い年月をかけ形成された自然の造形美です。見どころはリフトで登った先にある展望台(天橋立両端にあります)や天橋立に広がる松林。また天橋立がある宮津湾では観光船も運航しており人気があります。筆者達の個人的な感想では日本三景の中ではもっとも海、山、空が美しい所だと思います。
 なお2016年には 「世界で最も美しい湾クラブ」(本部フランス・ヴァンヌ市)に、「京都宮津湾・伊根湾」として加盟することが決定しました。


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天橋立の光景


天橋立 京都の天橋立。日本三景のひとつに数えられる景勝地。写真はリフトで登ったところにある展望台からの光景。股からのぞくと光景が逆さになり、その名の通り天に橋が架かったように見えます。なお股から覗くお馴染みの光景について研究していた立命館大学の東山篤規教授と大阪大学足立浩平教授は「前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく、奥行きが少なく見える」という「股のぞき効果」を研究・立証し2016年にノーベル賞のパロディとして有名な「イグ・ノーベル賞」を受賞しています。このイグ・ノーベル賞の選考基準は至ってシンプルで、「人々をいかに笑わせ、そして考えさせてくれた研究か」となっています。



リング

天橋立 リング 天橋立の展望台にあるリング。写真はリングから逆さに覗いてみた光景。一説には天橋立は日本神話に登場する「天の浮き橋」ともいわれており、神話では浮き橋の上から矛で海をかき鳴らして国生みの舞台となる「オノゴロ島」を作ったとされています。

竹林

天橋立の松林 天橋立の松林。冬場は強風でも吹くのか松は同じ方向に傾いている。地元の方は「自転車で通るのが一番だよ」と言っていました。

天橋立ビューランド

 天橋立ビューランドから眺めた天橋立。天橋立ビューランドは展望台のある遊園地で、ここからの眺めは龍が天に昇っていく姿に見えることから飛龍観と呼ばれています。天橋立を代表するビュースポットのひとつで、大手口コミサイトの「日本のテーマパークランキング」にもランクインしています。

天橋立ビューランド


天橋立のグルメ・イベント


グルメ

あさり丼
あさり丼 天橋立を代表する王道グルメ。天橋立にあるはしだて茶屋で提供されており、松林と白い砂浜を眺めながら食べるあさり丼は絶品です。

いわし寿司
いわし寿司 天橋立周辺ではいわしが多く獲れることから元々いわしを取り扱う料理店が多数ありますが、近年いわし寿司として売り出しB級グルメにも出場しています。水がきれいな京都では豆腐料理が有名。


イベント

天橋立文殊堂 出船祭
天橋立文殊堂 出船祭 毎年7月下旬に行われる夏の祭りで、悪龍が文殊菩薩の説法で善龍となった故事を再現したもの。

日本三景天橋立ふゆ花火
日本三景天橋立ふゆ花火 阿蘇海の上空に数千発の花火が打ち上がる晩秋のイベント。毎年冬が訪れる前の10月下旬に行われ、天橋立には屋台などもたち並び賑やかな雰囲気につつまれます。 

天橋立 観光所用時間


 天橋立を徒歩で横断しながらパワースポットで名高い三社巡りをして観光船で戻っ来る場合、色々な雑誌やHPでは3時間と紹介しているところが多いですが、実際訪れ散策してみると3時間では少々タイトな行程となります。道中食べ歩きや眺望スポット巡りなども楽しみたい場合は最低でも半日は必要となります。


天橋立おすすめの時期 ベストシーズン


 天橋立の観光ベストシーズンはなんといっても海水浴が楽しめる夏。真夏の日差しが白い砂浜と松林を際だたせ、天橋立がもっとも美しく見えます。また松林が天然のビーチパラソルとなって日差しを遮ってくれるので快適に散策することができます。 なお冬は訪れる人も少なくどことなく物寂しく感じることさえあります。



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