知恩院の紅葉



知恩院の境内には約200本のいろはもみじをはじめイチョウや楓などが植えられており、これらの木々は11月上旬から色づき始め中旬から下旬にかけて紅葉の見頃をむかえます。主な紅葉のスポットとしては壮麗な三門周辺や雅な方丈庭園などがあり、夜になるとライトアップも行われ昼間とは趣の異なる光景を見せてくれます。

方丈庭園


知恩院 方丈庭園の紅葉 知恩院方丈庭園の光景。知恩院の方丈庭園は江戸時代初期に僧玉淵によって作庭されたと伝わる池回遊式庭園です。知恩院きっての紅葉の名スポットであるとともに夜はライトアップも行われます。なお方丈とは住職や寺の長老の居室を意味しますが、現在は文化財として大切に管理されています。

知恩院の紅葉


知恩院の紅葉 見事な紅葉を見せてくれる知恩院ですが周囲に清水寺八坂神社といった有名な紅葉の名所があることからか、紅葉の名所としての知名度は意外と低く、地元京都在住の方のなかには一度も紅葉を見に訪れたことの無い人も結構おります。しかし方丈庭園や友禅苑といった名庭に融け込んだ紅葉は他では見ることのできない光景となっています。