法起寺(ほうきじ)
法起寺は
聖徳太子の長男である山背大兄王が聖徳太子が住んでいた岡本宮を寺に改めたのが始まりとされています。ほとんどの建物が室町時代に再建されたものですが、三重塔だけは706年に建立されたものがそのまま残っており法起寺は「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されています。
参拝時間
2月22日〜11月3日 午前8時30分〜午後5時、11月4日〜2月21日 午前8時30分〜午後4時30分
拝観料 300円
駐車場 30台ほど駐車可能な無料駐車場あり
アクセス 近鉄奈良駅から奈良交通バス法隆寺行きで60分。法起寺前下車
地図で場所を確認する→
奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873番地
法起寺の三重の塔
法起寺の三重の塔は高さ24mで現存する三重塔の中では日本最古といわれています。周囲に高層建築物がない斑鳩の里にそびえる古塔の光景はなんとも風情があります。なお塔の平面寸法は法隆寺の五重塔と類似しているのだそうです。
のどかな斑鳩の田園風景の中に建つ三重の塔は斑鳩のランドマーク的存在となっており、地元の方の話では少し離れた畑のあぜ道から見る夕暮れ時の三重の塔が一番きれいに見えるとのことでした。
法起寺の門
法起寺の門。拝観寺はこの門(西門)をくぐって境内に入ります。なお法起寺は地元では所在地の地名にちなんで岡本寺、池後寺もしくは池尻寺(ともに「いけじりてら」と読む)とも呼ばれています。
コスモス
法起寺の周辺はコスモスやレンゲの名所としても有名。写真に見えるのはコスモスで見頃は秋。結構長い期間見ることができる。なおレンゲの見頃は毎年5月頃となっています。
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