平城宮跡(平城京)
平城宮跡はその名のとおり70年余りにわたって都だった平城京があった場所で、大陸文化と日本文化が融合した天平文化が華開いたまさにその場所です。以前は奈良市の西部に広がる広大な敷地で芝生や原っぱが広がっていましたが、現在は遷都1300年を記念して、発掘調査に基づき朱雀門や大極殿が復元された史跡公園となっています。
入場料 散策自由
営業時間 午前9時〜午後4時30分
休み
敷地内の各施設は月曜日(祝日の場合は火曜日)休館。
駐車場 無料駐車場あり
アクセス 近鉄大和西駅から徒歩10分
地図で場所を確認する→
奈良県奈良市二条大路南4丁目6番1号
公式HP→
平城宮跡歴史公園
朱雀門
朱雀門から見た
若草山山焼きの光景。この光景は最近観光案内やパンフレット、HPなどでもよく見られるようになり、皆さんにとってお馴染みの光景となっています。なお奈良が都だった頃、山焼きは行われていなかった説が有力で当時の人々はこの光景は見ることができなかったと推測されてます。
こちらは雪化粧した奈良平城京跡の朱雀門。比較的雪の降りやすい奈良地方ではありますが、ここまで真っ白になるのは珍しいとのこと。なおこの朱雀門は平成10年に復元されたもの。
太極殿
大極殿は「第一次大極殿」といわれ、遷都1300年記念事業の一環として平成22年に復元されたもので正面の額の文字は悲劇の皇子 長屋王のもの。
長屋王
天智天皇と天武天皇の血をひいた奈良時代の皇族で政治家。藤原氏の台頭により次第に追いつめられ最後は謀反の疑いをかけられ自害させられてしまいます。長屋王の死後、都では疫病や干ばつ、地震、謀反などが相次ぎ長屋王を死に追いやった藤原4兄弟も天然痘で亡くなってしまった為、人々は長屋王の祟りと恐れ聖武天皇も一時平城京を離れ点々と遷都を繰り返したとされています。この長屋王の屋敷は平城京跡の南東部、現在のイトーヨーカドー(2017年9月に閉店)の辺りだったといわれています。
まだまだあります奈良県の見所一覧
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