奈良公園の桜
「日本さくら名所100選」にも選ばれている
奈良公園には約1700本もの桜が植えられており、種類も早咲きのヤマザクラからソメイヨシノ、遅咲きのココノエザクラと多数あり、4月の上旬から順次花を咲かせはじめ、その後中旬から下旬にかけての長い期間桜を楽しめるのが特徴となっています。
見頃 4月下旬〜中旬
お花見スポット
☆浮見堂
浮見堂が浮かんだ鷺池の周りに桜が植えられており、ボートに乗りながら花見もできます。
☆氷室神社
樹齢100年のしだれ桜が有名。奈良公園内では一番先に開花します。
☆春日野園地
広大な芝生の上で弁当を食べながら花見ができる奈良市民憩いの広場。
☆若草山
若草山の斜面に色々な種類の桜が植えられています。なお若草山の桜はすこし離れた場所から見た方が良いと言う人もいます。
浮見堂の桜
奈良公園の浮見堂と桜。桜のビュースポットとしても有名な浮見堂。浮見堂が建つ鷺池の周辺には散策路が設けられており、その道沿いに桜の木が植えられています。
写真提供:奈良市観光協会
桜と鹿
奈良公園の桜と
鹿。桜の花びらが散りピンクの絨毯となった公園内で鹿が何かを探しています。動物とはいえ神の使いとされている奈良公園の鹿達も桜の美しさは感じ取っているのかもしれませんね。
東大寺の桜
奈良公園の桜。
東大寺の大仏殿の光景ですが、広大な敷地内には桜の名所と呼ばれる場所が他にもいくつかあります。かなり昔の話ですが、以前奈良公園を訪れた時、奈良公園は桜の咲く季節が一番良い時期だと地元の人が言っていました。
筆者が最近訪れたこの日は確かにのどかでゆっくりとした時間が流れており、昔聞いた話を思い出してしまいました。
奈良公園に咲く桜の花、年月を重ねた木なのか何本かの棒で支えてあります。桜の花の向こうに見えるのは大仏さまがある東大寺の大仏殿です。