天王寺動物園の見どころ



 天王寺動物園はその昔大阪冬の陣で徳川家康が本陣をおいた茶臼山を中心とする天王寺公園の一角にある都市型の動物園です。開園は1915年と日本で三番目に古く、規模も東京の上野動物園に次いで二番目の広さを誇ります。長らく業務不振が続いていましたが当時の大阪維新の会橋本市長が改革に乗り出し、2015年には来園者数が173万人となり、旭山動物園(北海道旭川市)を抜いて3位に浮上する人気動物園となりました。園内には約200種900匹もの動物が飼育されており、動物たちの生息地の光景を再現した「生態的展示」や思わず水族館か?と思ってしまうような魚エリアなどはまさに都会のオアシスともいえる光景で地域の人々に親しまれています。


公式HP天王寺動物公園


天王寺動物園 観光案内


入園料・営業時間


営業時間
 9:30〜17:00 なお5・9月の土日祝日は18時まで営業。また入園は閉園の1時間前まで


入園料
 500円 (大人)、200円(小中学生 ※2013年より大阪市以外の小中学生も有料となりました
※30人以上で団体割引あり


休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)



幸せになれる奇跡のニワトリ


注:「幸せになれる奇跡のニワトリ「まさひろ」君は2021年6月に天寿を全うし天国へと旅立ちました」

 天王寺動物園では合うと幸せになれるという人なつっこいニワトリ「まさひろ」君が話題を呼んでいます。このニワトリ 元々狸やアライグマの「生き餌」として雛で購入されたものですが、一人ぼっちの小鴨のパートナーとして選ばれ生き残り、イタチを駆除する為の囮餌にされても生き残り、若鶏に成長してからも肉食獣への餌としてのリクエストが偶然なかった為これまた生き残り、結局そのまま動物園で飼育されることとなったのです。今では数々危機をくぐり抜けた幸運ニワトリとして話題を呼び天王寺動物園の新たな「顔」として人気を集めているのです。



まだまだあります

 天王寺動物園がある天王寺公園にはほかにも大阪市立美術館や住友家本邸の庭として造られた「慶沢園」などが、また公園の周囲には日本一の高層複合ビル「あべのハルカス」や大阪府域では最大規模のショッピングセンター「あべのキューズタウン」、駅直結の複合ビル「天王寺ミオ」などがあり見所満載のエリアとなっています。



天王寺動物園の観光所要時間

 天王寺動物園の見学に要する時間は2〜3時間ほど。実際に訪れてみると弁当持参で半日ほど時間をかけて見学する家族連れ(主にお子様連れ)の姿が多く見うけられました。天王寺動物園からはすぐの所に通天閣もあるので、一般旅行者の方は午前中動物園をその後通天閣周辺で名物の串揚げを食べ、午後に通天閣を見るといった感じでプランを練るとよいでしょう。




天王寺動物園 おすすめの季節・観光ベストシーズン


 天王寺動物園で飼育されている動物たちの大半は日本より温暖な地域がふるさと。したがって天王寺動物園でも温度が高い新緑から初秋の季節がもっとも動物たちが活発に活動する時期となります。その一方で一般的に動物園ではシーズンオフ期とされる冬にはイルミネーションや夜の延長営業といった試みが行われ、基本的には訪れる人が一年中楽しめるように鋭意工夫がなされています。



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