龍安寺 鏡容池(きょうようち)
鏡容池は
龍安寺の山門をくぐってすぐ左側に広がる大きな池泉回遊式の庭園です。その面積は広く、龍安寺境内全体の三分の一ほどにもなります。一般の方々には庭園ではなく池として認識されているそうですが、
石庭がさほど有名ではなかった江戸時代の観光案内の書物には京を代表する庭園のひとつとして石庭ではなく「鏡容池」の方が紹介されています。
秋の光景
龍安寺 鏡容池(きょうようち)
紅葉の時期の光景。鏡容池の周囲には桜や楓、柳等の木々が龍安池を囲むように植えられている。この鏡のように木々を映している光景から「鏡容池」の名前がつけられたといわれている。
春の光景
龍安寺
鏡容池(きょうようち)の桜。鏡容池は龍安寺になる前、徳大寺家の山荘時代の遺構といわれ、平安時代には貴族が舟を浮かべて遊んだという記録も残されています。また池沿いには色々な種類の桜が植えられており、あまり有名でありませんが龍安寺の桜も他の名所に負けない美しさとなっています。
初夏の光景
鏡容池初夏の光景。開花まもない睡蓮の葉が池を覆っている。自然の森がすぐ近くにあることもあり多くの水鳥達が羽根を休めるスポットともなっています。
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