パワースポット 明治神宮のご利益とお守り



 東京都心部にありながら広大な森に包まれた明治神宮は東京随一のパワースポットとして知られています。その理由として挙げられるのが世界有数の大都市東京のど真ん中にありながら、広大な鎮守の森(神宮の森)を要する癒しスポットであることや富士山から連なる龍脈上に位置することなどが挙げられ、パワースポットの効果としては癒しや浄化、運気上昇などがあるといわれてます。

 また祭神は明治天皇と皇后である昭憲皇太后の2柱で、よく知られているご利益としては縁結びが有名ですが他にも商売繁盛・家内安全・厄除けなどがあり、初詣の参拝客が日本一多い神社として知られています。

 本ページでは明治神宮のパワースポットの場所や効果、明治神宮のご利益、お守りなどを以下に紹介していきます。

目 次

明治神宮のパワースポット
 属性
 清正井
 宝物殿
 亀石
 恋愛スポット
 場所を地図で確認する
ご利益
 恋愛・縁結び
 井戸
お守り
 開運木鈴こだま
 お守りの種類・効果・初穂料
 お守りの返納
何故 明治天皇が祀られているの?



明治神宮のパワースポットの場所と効果


 まず最初に明治神宮は全体が癒しや浄化といった効果を持つパワースポットといわれていますが、よく知られたパワースポットといわれている場所は境内にもいくつかありますので以下に紹介していきます。


属性

 明治神宮のパワースポットとしての属性はニュートラル(中立)とされ、属性については特に気にする必要はありません。

明治神宮のパワースポットとお守り

清正井(きよまさのいど)

場所 地図中@

明治神宮 清正井 戦国時代から江戸時代初期にかけての武将「加藤清正」が掘ったとされる井戸で水温15度前後の水が毎分60リットルの量で湧き出ており素人目から見てもさほど深くもない井戸から滾々と清涼な水が湧き出る光景はなにやら神秘的なものを感じます。この清正井は浄化の効果があるほか、写真を携帯やスマホの待ち受けにすると運気上昇の効果があるといわれ、テレビで紹介されたことも手伝って今では明治神宮きってのパワースポットとして広く知られています。ちなみに菖蒲園を潤している水はここ清正井が水源となっています。

 なお信じる信じないは皆さんの判断にお任せしますが、清正井を訪れるなら時間に気をつけてください。訪れる時間は日の高い午後2時まで。それ以降の時間は逆にマイナスの氣を受けてしまうのだとか・・・。ネット上では雨の日や薄暗い午後の時間帯にこの加藤清正の井戸を訪れた人が井戸に女性の顔が映っているのを目撃したり、待ち受けにしたところ不幸なことが立て続けにおこったという事例も報告されています。※場所は有料エリアである菖蒲園の一番奥にあり、拝殿から直接行く事はできません。


宝物殿

場所 地図中A

 宝物殿は境内北側にある明治天皇ゆかりの品々を展示してある建物です。宝物殿というより宝物殿前の広場を中心とした辺り一体がパワースポットとして広く認知されています。
 この宝物殿周辺のパワースポットとしての効果は「浄化」と「道(人生)を切り開く力をもらえる」というもので、風水的な効果が作用しているそうです。

明治神宮のパワースポットとお守り

亀石

場所 地図中B

明治神宮 亀石 パワースポット 亀石は宝物殿の近く、北池のほとりにある巨石で、その名の通り亀のような形をしています。パワースポットとされる由来は不明ですが多くの方がこの亀石からパワーを感じるといい、効果としては地球(自然)のエネルギーを得ることができます。なお亀石は北池の畔に行けばすぐにわかりますが、他のサイトでは明治神宮とは関係ない奈良県明日香村の亀石を写真として掲載しているサイトもあるので注意して下さい。


 明治神宮には北池や菖蒲園といったいくつかの池がありますが、これらの池は浄化や癒しの効果があるとされています。また木々の生い茂る長い参道は歩いているうちに心が洗われるような気持ちになりますし真夏の暑い盛りでもひんやりとしおり、池同様浄化や癒しの効果があります。これらの効果は一般の人間がもっとも感じやすいもので、皆さんも必ずや効果を感じることができることと思います。

明治神宮のパワースポットとお守り

恋愛スポット

場所 地図中C

明治神宮 夫婦楠 パワースポット 夫婦楠は1920年(大正9年)の鎮座時に献木された御神木の楠です。離れてみるとまるで巨大なブロッコリーのような姿からその歴史を感じることができます。パワースポットとしての効果というよりはご利益として恋愛・縁結び・家内安全・夫婦円満などが知られています。
 

場所の確認

清正井
 地図中@ 有料エリアである菖蒲園の一番奥にあります。地図上で確認すると拝殿のすぐ隣にありますが直接行くことはできません。

宝物殿
 地図中A 境内北側

亀石
 地図中B 宝物殿前の芝生広場の先にある北池畔

夫婦楠
 地図中C 明治神宮拝殿前 向かって左側
明治神宮のパワースポットとお守り

ご利益


 上述のパワースポットの効果と重複する部分もありますが、本項では明治神宮の神社としてのご利益とその由来をご紹介していきます。

恋愛・縁結び

 先にご紹介していますが明治神宮のご神木である二本の楠(夫婦楠)は、祭神である明治天皇と昭憲皇太后がとても仲が良かった事に由来して、恋愛成就・縁結びのほか夫婦円満や家内安全や縁結びのご利益があると言われています。なんでも二本の楠の間から拝殿を拝むとご利益も倍増するのだとか。


井戸

明治神宮 清正井 明治神宮境内にはいくつかの井戸が掘られているのですが、そのなかでもっとも有名なのが上述してある清正井です。運気上昇のご利益があるとされていますが、訪れる時間には注意が必要です。


お守り


 明治神宮においては主祭神である明治天皇・皇后両夫妻がとても仲の良かったことからか、縁結びや夫婦和合といったお守りが多く見られる、鎮守の森の木材を使用した「開運木鈴こだま」も人気となっています。本項ではこれら明治神宮のお守りについてご紹介していきます。なおお守りをお受けすることができる時間は午前9時から午後4時20分となっています(明治神宮の開門時間とは異なります)。



こだま

 開運木鈴こだまは、鎮守の森を手入れした際に伐採された木材を使って作られたお守りです。古くから明治神宮を守ってきた御神木が使われており、木目の色合いや鈴の音が異なるので、一つとして同じ木鈴はなく、白木作りと漆塗りの2種類があります。


お守りの種類・効果・値段

やすらぎの鈴 鈴の音で邪気を祓う効果があります。値段 800円

旅行のお守り 旅行時の厄災から身を守ってくれるお守りです。 値段 1,000円〜

学業のお守り 学業一般に効果のあるお守りです。 値段 800円〜

健康のお守り その名のとおり健康の効果があるお守りです。 値段 800円〜

開運のお守り 福を呼び込んだり開運の効果のあるお守りです。 値段800円〜

スポーツ・武道のお守り 勝負事(主にスポーツ系)で効果を発揮するお守り。 値段800円〜

安産のお守り 母子共に無事な安産を祈願したお守りです。 値段1,500円

病気回復のお守り 病魔を祓い、気力を回復させる効果のあるお守りです。 値段 1,500円

※上述のお守りは主だったもので他にも厄除けや交通安全といった一般的なお守りもお受けすることができます。



お守りの返納

 明治神宮に限らず神道の世界では正月を物事のはじまりとしていますから(厄年のはじまりを誕生日ではなく正月からとしているのも同意)、前年お世話になったお守りは正月明けにお返しし新たなお守りをお受けするのが一般的です。初詣の期間中は神社境内に返納所が設けられていますからそちらへ返納します。
 なおお守りの返納はお受けした神社に返納するのが大原則ですが、遠方にいたりしてどうしても返納できない場合は近くの神社でもよいとされています。
 なお明治神宮では郵送によるお守りの返納も受け付けていますので、直接郵送方法を確認されたうえで利用してみるのもよいでしょう。


何故人間である明治天皇が神として祀られているの?


 日本においては戦いや治世、文化などに功績のあった人物やすぐれた業績を残した人物を神として祀ることがあります。有名なところでは徳川家康の日光東照宮や桓武天皇の平安神宮、近代になってからは日露戦争時 連合艦隊司令官として当時世界最強といわれたロシアのバルチック艦隊を日本海海戦で撃破した東郷平八郎が祀られている東郷神社などがあります。
 明治天皇は日本近代化の礎を築き日本を西欧列強の仲間入りさせた立役者の1人です。また王政復古の象徴として全国を行幸されたり、国の代表として各国の要人と交流を深めたりと歴代天皇のなかで国民にもっとも親しまれた天皇のお一人で、崩御後、国民から御神霊をお祀りしたいという声があがり明治天皇を祀った神宮、つまり明治神宮が創建されたのです。