六義園のライトアップ(桜・紅葉)



 都内屈指の大名庭園六義園では2000年からライトアップが行われており、ほのかな灯りに照らし出される庭園の美しさは東京でも1〜2位を争う光景となっています。
 この六義園で行われるライトアップは桜と紅葉の時期に行われており、その光景の見事さは、この庭園を設計・施工した柳沢吉保は将来、ライトアップが行われることを見越していたのではないか?と思ってしまうほどです(実際にはありえませんが)。


桜のライトアップ


六義園 桜のライトアップ 都内には銘木と呼ばれる木がいくつもありますが、なかでも六義園の枝垂桜は園内でも圧倒的な存在感を放つ銘木です。六義園における桜のライトアップはこの枝垂桜の開花にあわせて行われています。

期間 3月下旬〜4月上旬

時間 日没〜21時 

場所 枝垂桜・大名庭園



紅葉ライトアップ


六義園 紅葉ライトアップ 六義園は都内屈指の紅葉の名所です。この紅葉が見頃をむかえる頃行われるが「紅葉ライトアップ」です。人気・知名度共に紅葉ライトアップの方が上で(注:実際に現地を見て感じた筆者の個人的感想です)、この紅葉ライトアップを眺めにわざわざ遠方より来る方も多く見られ、特に池にうつり変わる紅葉の景色は見事です。
 紅葉の時期に訪れるのであれば紅葉ライトアップは外せません。ただ混んでいるのでゆっくりと散策したいという方は逆に昼間の方がよいかもしれません。


期間 11月下旬〜12月上旬

時間 日没〜21時(入園は20時30分まで) 

場所 大名庭園


時間


 ライトアップの時間を調べる際に気になるのが日没の時間です。日没とは具体的に何時くらいの事を指すのでしょうか?以下に東京における六義園ライトアップ時の日没時間をご紹介していきます。

 おおよその目安として日没時間は1日に1分ほどの早さで変化します(6月の夏至に向かって時間は遅く、12月の冬至に向かうと時間は早くなります)。具体的に4月1日の日没時間が18時であれば3月20日の日没時間は17時50分。また4月10日の日没時間は18時10分前後となるわけです。

桜のライトアップの時間

 東京における4月1日の日没時間は18時03分頃。

紅葉ライトアップの時間

 東京における12月1日の日没時間は16時28分


混雑

 
 筆者の経験上桜と紅葉のライトアップ、どちらが混雑するかといえば桜の時期の方が混雑具合は激しいような気がします。それでは紅葉ライトアップ時はさほど混雑せずすんなり入園できるのか?といえばそんなことはなく、土日祝日ともなれば1時間程度の順番待ちは普通に発生します。また時間的には桜・紅葉共に18時から19時前後の時間帯が一番混雑しているように感じました。
 ちなみに混雑する原因は入場規制もさることながら一番の理由が入場券の購入に時間を要することにあります。ですから早めに入場券を購入しておくというのも混雑対策のひとつとして有効ですので、今度ライトアップに訪れようと計画している方は頭の片隅で憶えておいて下さい。