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間木堤 旅行記「白鳥」


コブハクチョウの叶わぬ恋
 間木堤では2006年頃から一羽のコブハクチョウが住み着くようになりました。このコブハクチョウよほど間木堤が気に入ったのかシベリアに帰ることなく一年中居座り続けていたのですが、2009年頃に羽を痛めシベリアに帰ることができなくなったたオオハクチョウも一羽加わりコブハクチョウとオオハクチョウの奇妙なつがいが誕生するのです。羽を痛めたオオハクチョウが仲間に加わるとコブハクチョウは他の白鳥たちに対して猛烈な威嚇行動をとるようになります。コブハクチョウの激しい威嚇行動に対して他の白鳥たちは間木堤を離れて行きます。折しも鳥インフルエンザの影響でエサやりが自粛され白鳥の飛来数が激減していた時期です。間木堤では白鳥の姿がまったく見えなくなってしまいました。
 この状況が転換期を迎えるのが2012年の冬のこと。羽を怪我したオオハクチョウを保護したところコブハクチョウの威嚇行動もピタリと止み再び白鳥達の姿が見られるようになったのです。
 なお保護されたオオハクチョウは羽が折れており自然に戻すことは困難な為、青森県平内町の県鳥獣保護センターで飼育されることになりました。またコブハクチョウは再び独りぼっちとなりましたが、その後もおとなしく間木堤に居座り続けているのだそうです。
人をうかがう白鳥

氷の上に上がり人間を見上げる白鳥達。人間がエサを投げ入れる瞬間をうかがっている。なお奥に見えるのは運動公園。野球場、キャンプ場、レクリエーション施設等がある。
間木堤と運動公園
氷の上を歩く白鳥

氷の上を恐る恐る歩く白鳥。氷の上で生活する白鳥でも突然氷が割れて水の中に落ちるのは怖いのであろうか?ゆっくり確かめるように歩いていた。
氷の上を歩く白鳥
寝ている白鳥

水の上で寝ている白鳥。白鳥は頭を羽根の中に突っ込んで、水に浮かびながら寝る。風が強い日等は風に吹かれて流されてしまわないのか考えてしまった。
寝ている白鳥
やる気のない白鳥

水面に顔を浮かばせ泳いでいる白鳥。浮かんだ藻等を食べているのだろうが、なんとなくやる気のない姿に見える。この白鳥はこの状態のままで蛇行しながら泳いでいった。
やる気のない白鳥
人を見つめる白鳥

ジッとこちらを見つめる白鳥。エサを持っているかどうか確認しているようだ。エサを持っていることを確認すると、泳ぎながら人の後をついてくる。
人を見つめる白鳥
若い白鳥

間木堤で泳いでいる白鳥。顔が黒っぽいのはまだ子供なのだからだろう。昨年の夏にシベリアで生まれた白鳥かもしれない。
若い白鳥
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