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青森県の宿

間木堤 旅行記「青森県の白鳥飛来地」


 温かい時期をシベリア方面で過ごした白鳥達は冬が訪れる前に旅立ち、青森県には10月下旬頃から姿を現しはじめます。青森に辿り着いた白鳥達はそれぞれ小さな個体群で行動し、稲刈りの終わった田んぼで落ち籾をついばんだり、小さな湖沼で羽を休めたりしていますが、やがて本格的な冬の訪れと共に大きな集団となり、間木堤のような大きな湖沼で越冬するのです。
 青森県では白鳥の越冬地として間木堤の他、藤崎町の平川、夏泊半島の浅所海岸などが有名ですが、間木堤で越冬する白鳥の数は最大で1000羽にものぼり県内最大の越冬地となっているのです。
白鳥飛来地 間木堤

間木堤の水鳥達。エサを与えやすいようにデッキが堤に突き出ている。水鳥達の数がもっとも多くなるのは2月になってから。なお奥に見えるのは下田公園。

間木堤の水鳥達
子供達に集まる白鳥たち

間木堤の水鳥達に向かってエサを投げる親子連れ。水鳥達がエサを求めて羽ばたくたびに子供達は歓声の声をあげていた。エサを持った人を見かけると白鳥達は一斉に近寄ってくる。
押し寄せる白鳥
間木堤で休む白鳥たち

間木堤で休んでいる白鳥達。間木堤は農業用のため池で、池全体が凍り付くことはほとんど無い。近くには田畑が広がり白鳥達にとっては絶好の越冬地となっている。

間木堤で休む白鳥達
氷の上で舞う白鳥

氷の上で舞う白鳥。翼を広げ頭を大きく掲げて大きな声で鳴いている。聞くところによるとこれは他の白鳥に対する威嚇行動なのだそうです。なお色が黒っぽいのは今年生まれた若い白鳥。
白鳥の舞
間木堤を闊歩する水鳥達

雪の上を歩き回る間木堤の水鳥達。歩道を闊歩し人間の方が遠慮してしまう。なお陸上まで来るのは水鳥の中でもカモ類が主のようだが、シーズン後半になると人に慣れてきた白鳥も陸に上がってくるようになる。

水鳥の行進
白鳥飛来地のトンビ

低空飛行で獲物を狙うトンビ。眼下の間木堤の水鳥達はパニック状態になっている。トンビが水鳥の群れに急降下すると水鳥達は大声で鳴きながら蜘蛛の子を散らすように逃げていく。多くの水鳥が集まる白鳥飛来地は猛禽類にとっても絶好のエサ場となっているようだ。
白鳥飛来地のトンビ
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