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青森県の宿

中野もみじ山


 中野もみじ山青森県を代表する紅葉の名所で、1802年に弘前藩主津軽寧親(やすちか)公が京都から百余種の楓苗を取寄せ、翌年、中野神社がある林に移植したのが始まりと云われています。現在は遊歩道も整備され、紅葉の時期以外でも散策できるようになっています。林中には、中野神社・不動館城跡があり、津軽三不動尊の一つがまつられていることでも有名です。また紅葉のシーズンになると周辺はライトアップされ屋台も出店し大いに賑わい紅葉の名所として津軽地方の人々に親しまれています。
 明治時代の紀行家「イザベラバード」は旅の途中に中野もみじ山に立ち寄り、楓や滝、苔生した石段や見事な鳥居や石灯籠などを見て「どこを見ても全てうっとりさせてくれる」と紀行文に記し「遠くから旅してでも訪れるに十分値するだろう。私は、これほど私を歓ばせてくれたものを見たことがない」と最大級の激賞をしています。なおイザベラバードについては別途「黒石市こみせ通り」を参照。
 
中野もみじ山の旅
中野もみじ山公園

中野もみじ山の散策路にあるトイレ。観楓台に続く道と散策路との分岐点に建てられている。中野もみじ山の散策もこの辺りまで来ると少々疲れる。またこの辺りの木々は黄色く色づいたものが目につく。
中野もみじ山の休憩施設
中野もみじ山公園

中野もみじ山公園に架けられている吊り橋。公園奥の観楓台がある所にあり、橋を渡った先はもみじ山を一周する散策路が続いている。

中野もみじ山 吊り橋
公園内の光景

公園内には散策路とは別に自然の谷がいくつかあり、その谷底も普通に歩けるので、もみじ山の自然を観察しながら散策する人も多い。特に外国から来られた方には人気のようで記念撮影をしている方が多く見られた。
中野もみじ山 公園内の光景
中野もみじ山に続く階段

中野神社に続く階段。この先の右手に不動の滝があり、中野川にかかる不動橋を渡って中野神社へと進んで行く。なお階段の右手は広場になっており夏や紅葉のシーズンは多くの人で賑わう。右の写真と見比べてみてください。
中野神社へ続く階段
不動橋

中野神社の不動橋。中野川の渓流にかかっている。この先に中野神社があり、さらにその奥にもみじ山がある。なお左手にはパンフレット等によく掲載されている休憩所がある。

中野神社の不動橋
中野川

初秋の中野川の光景。正面に見えるのが不動の滝で左方向に不動橋がある。中野川へは不動橋を挟んで上流川にも降りる階段があり、川岸を散策することができるようになっている。
中野川
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