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猿賀神社 旅行記「猿賀神社の光景」


 猿賀神社は上毛野君田道命を主祭神にまた保食神を相殿に祀っており、農漁業、交通及び眼の守護神として津軽地方の人々の信仰を集め尊信されてきた神社です。

主祭神:上毛野君田道命(かみつけぬのきみたみちのみこと)
        国土開発・農業・漁業・諸産業・交通などの守護神

相殿神:保食神(うけもちのかみ)  五穀農耕の主宰神

由来
 主祭神の上毛野君田道命(かみつけののきみ たじのみこと)は、蝦夷討伐の将であったが、伊寺水門(いじのみと・現在の宮城県石巻市)で敗死し、従者によって埋葬された。後に蝦夷が墓を暴くと、田道の遺体が大蛇と化して毒気を吐いたので、人々は恐れて現在地南西の猿賀野(秋田県鹿角市)に祀ったのが始まりとされる。二百年後の欽明天皇28年(567年)の時代に当地で洪水があり、田道の神霊が白馬にまたがり流木を舟にして流れに乗り、現在地に遷座したと伝えられている。津軽地方では「眼」の守護神とする特殊信仰並びに辰年生まれの守護神として広く崇敬されている。
拝殿

猿賀神社の拝殿。農業、交通、目の守護神として知られ津軽地方の人々の信仰を集めてきた由緒ある神社。桜や蓮の花の名所でもあり、シーズン中はたくさんの観光客で賑わう。なお猿賀公園は拝殿の右方向にある。
猿賀神社 本殿
鳥居

猿賀神社の鳥居。一般的には鳥居をくぐり手水舎で手や口をすすぎ拝殿で参拝するものだが、猿賀神社の場合、向かって右側にある猿賀公園から直接拝殿に行く人の方が多い。
猿賀神社の鳥居
池上神社

猿賀神社の境内にある池上神社。看板には薬師様とあるのでお寺でいう薬師堂にあたる祠かと思っていたが、後で調べてみると少彦名という医薬の神様が祭られているそうだ。池上神社の先には蓮の花が咲き誇る鏡ヶ池が見える

池上神社
・祭神 少彦名(スクナビコナ)
     医薬・温泉・酒造・知識などを司る神様。

・由来
 大国主の国造りに際し、波の彼方より天乃羅摩船(アメノカガミノフネ)に乗って来訪した神。背丈は非常に小さく、蛾の皮をまとっている。大国主に様々な知識を授け国造りに協力するが、のちに常世国へと渡り去っていく。
 その背丈の小ささから「一寸法師」と同一であるという説がある。
あかい堂 水天宮

猿賀神社の北西、猿賀公園の駐車場から歩いてすぐの所にある「あかい堂 水天宮」。社の天井には蛇がおり、祠の後ろにある龍の口から水が流れ出ている。猿賀公園から直接猿賀神社に向かう場合、手水舎が無いので、この「あかい堂 水天宮」で手や口を清めていけばよいでしょう。
あかい堂 水天宮
 ・祭神 水波能売神(みずはのめのかみ)
        安産・水・灌漑などを司る神様。

・由来
 伊邪那美神が、火の神様である火之迦具土神を生んだ際に陰所を火傷し非常に苦しみます。
 結局、伊邪那美神はこのときの火傷が元で亡くなってしまうのですが、生前火傷で苦しんでいる時に伊邪那美神の尿から化生した神が水波能売命といわれています。
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