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達谷窟 旅行記「蝦蟇ヶ池辨天堂」


 辨天堂の前にある池を蝦蟇ヶ池といい、昭和60年の調査で蝦蟇ヶ池旧護岸から平安末期のかわらが大量に発見されました。その蝦蟇ヶ池の中島に祀られているのが慈覚大師の作と伝えられている辯才天(俗に言う「弁天様」)で昭和21年の大火にも焼失をまぬがれその姿は「生けるがごとし」と言われています。
 辯才天は巳年生まれの守本尊で蛇を使いとしています。昔から財宝を授ける福徳神として崇められ「辨天には銭を上げて拝め」と云われ、特に商家の信仰が厚く、また知恵の神、技芸の神としても知られています。
 なお辯才天は悋気(嫉妬深い)な天女の為、縁切りの願いが叶うと伝えられ仲の良い男女は共に参らない風習があります。
 
辨天堂

達谷窟の辨天堂。中に祀られている辯才天は慈覚大師の作と伝えられており、過去の大火にも焼失を免れた。辯才天とは七福神の一人「弁財天」のこと。金運商売の天女だが、カップルで訪れると縁切りになってしまうそうです
達谷窟 辯才天


達谷窟の毘沙門堂と辨天堂。左手に見えるのが辨天堂で、天女様が祀られている。手前の池は蝦蟆ヶ池(がまがいけ)と呼ばれ、平安末期の「かわらけ(瓦)」が大量に発見された所。夏には蓮の花が咲き蛍が舞う。
毘沙門堂と辨天堂
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