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遠野市 旅行記「遠野の原風景」


 遠野は古い言い伝えでは大きな湖だったと云われる盆地に形成された市で、古くから岩手県内陸部と三陸海岸を結ぶ交通の要衝として栄えてきた所です。また町全体に昔ながらの家が残され、遠野物語の舞台となった寺社や古民家、そして日本の原風景を至る所で見ることができます。
 地形的には周囲を北上山地に囲まれ岩手県で二番目に高い山、早池峰山の一部も市域にあります。このような山々は人々に恵みを与えてくれる一方でオオカミや得体の知れない物が住む畏怖の対象でもあり、遠野物語では多くの場面で登場しています。
 
遠野の原風景

遠野市にある道の駅「遠野風の丘」からの光景。日本の原風景が広がる。目の前の田んぼでは孫と老夫婦が田植えをしていた。道の駅「遠野風の丘」では最近「カッパのこびる ラム肉まん」が人気を集めている。

日本の原風景
絵馬

遠野市の道ばたに建てられていた札。馬の絵が描かれており、伝承園カッパ淵周辺の道ばたでたくさん見かけた。歩道沿いに建てられており、あとで調べたら「馬っこつなぎ」と呼ばれる岩手県下で行われる豊作祈願の神事で使われた木版画なのだそうです。
遠野市 絵馬
遠野市めがね橋

遠野市のめがね橋。正式名称は「宮守川橋梁」で国道283号線と宮守川をまたぐJR釜石線(銀河ドリームライン)に架けられている。夜はライトアップされ恋人達の聖地とされている。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモチーフとなった。

遠野市 めがね橋


ライトアップされためがね橋。宮沢賢治が見た大正時代はライトアップされてはなかったはずだが漆黒の闇を貫いて走る鉄道列車を見て銀河鉄道をイメージしたのは十分うなずける光景。近年は「銀河鉄道の夜」にちなんで土日祝日を中心に蒸気機関車も運行している。
ライトアップされためがね橋
南部曲り屋

遠野市の南部曲り家。200年ほど前に立てられたこの千葉家の曲り家は「日本10大民家」のひとつに数えられている。遠野市を見下ろす国道396号線沿いの高台に建てられている。
遠野市 南部曲り家

現在大規模補修工事の為 2026年まで見学不可となっています。


南部曲り屋の前で催されている「遠野しし踊り」。遠野獅子踊りは約400年の歴史をもつ伝統芸能で村の平和を祈願しまた村に入ってきた悪い物を追い払う為にしし踊りを舞う。

遠野しし踊り
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