仙台城跡ってどんなところ?



伊達政宗 銅像 仙台城跡(青葉城址)は戦国大名伊達政宗公の居城跡で、高台に立つ政宗騎馬像は仙台のシンボルとしても有名です。築城を開始したのは関ヶ原の合戦後の1600年で1602年にはほぼ完成したと伝えられています。天守台(創建当時は徳川家康の警戒を避けるため設けてない)からは仙台市やその先の太平洋まで眺めることができ、夜は仙台市の夜景スポットとしても親しまれています。また2003年には近世を代表する城跡として国の史跡に指定されています。


地図で場所を確認する宮城県仙台市青葉区天守台川内1

伊達政宗


 仙台といえばまず思い浮かべるのが初代仙台藩主の伊達政宗公(1567年〜1636年)。仙台の街を歩いていても至る所でその名を目にします。では伊達政宗とはどのような人物だったのでしょうか?伊達政宗は幼い頃患った天然痘により右目を失い後生には「独眼竜」という異名で呼ばれた奥州の戦国大名です。家督を継いでまもなくの20代前半には丸一年に渡る遠征や周辺大名との合戦を制し東北南部と関東北部の約200万石を領土とする奥州の覇者となります。しかし豊臣秀吉の惣無事令(勝手な戦を禁止する命令)に抵触したとして小田原参陣後70万石に領土を減らされてしまいます。その後は徳川家康に接近し関ヶ原合戦は東軍に味方したものの勝手に軍を動かした理由により恩賞は無く仙台60万石を領地として与えられます。
 戦乱の世が治まってからはもっぱら領内の開拓や産業の発展に努め現在の宮城県の基礎を築きます。
 20代そこそこで200万石の奥州覇者になり、秀吉や家康の命に背いて勝手に他国に攻め入るも逆に領地を減らされた上で許されたり、京都参陣や朝鮮出兵では誰もが驚くきらびやかな格好で登場したりと豪快かつユーモラスなエピソードが数多く残る日本でもっとも親しまれている戦国大名の一人です。





仙台城(青葉城)とは


仙台城跡  仙台城は仙台市南西部の青葉山丘陵地帯に築造された山城で直下にはわん曲して流れる広瀬川もあり、まさに天然の要塞ともいえる様相を呈している山城ですす。その様は現在眺めるだけでは分かりにくいですが、青葉城資料展示館にあるCG模型を実際に見てみるとよく分かります。仙台城がある青葉山は古くからこの地を治めていた歴代の豪族が城を築城していましたが、伊達政宗が徳川家康の許可をもらって築城した城は約2万坪もの規模を誇るまさに全国規模の城でした。また交通の要衝に天守を持つ平城を築城するのが主流となり始めたこの時期にしては珍しい天守を持たない山城でいわゆる1世代前の築城思想の城でしたが、逆に全国に類を見ないほど堅固な城となりました。政宗の死後は世も太平となり交通の便が悪い仙台城は政務に不便であり、平地部分に三の丸(現在の仙台市博物館がある所)が築城され現在の城郭となりました。

仙台城(青葉城)営業時間・観光所用時間


 広大な山城である仙台城ですが資料館や護国神社などがある本丸周辺の散策でしたら30分ほどあればほぼ全てを巡ることができます。また青葉山の麓にある三の丸跡(現在は博物館が建っています)まで足を伸ばす場合は片道1時間、往復2時間ほど時間が必要となります。本丸から三の丸跡までは自然豊かな散策道となっているのですが、急な坂道となっている区間もあるので足腰の弱い方は注意が必要です。

開城時間

 城跡内(本丸)の散策は24時間365日自由となっていますが(駐車場は夜間無料となります))、各売店やお食事処、資料館等の営業時間は別途「本丸会館」のHPを参照。 



仙台城跡(青葉城址) おすすめの時期・観光ベストシーズン


 仙台城跡は四季を通じて訪れる事ができるので、仙台城跡がある仙台市の街路並木が見頃を迎える5月の新緑や、お隣の瑞宝殿の桜や紅葉が見頃を迎える季節など周辺観光地の見頃にあわせて訪れればよいでしょう。また空気が澄んで夜景が綺麗に見える確率が高い晩秋もおすすめのシーズンです(仙台城跡は仙台随一の夜景スポットです)。


仙台城跡(青葉城址)及び周辺の歩き方


 仙台城及びその周辺には見どころが多数あり、仙台城跡だけを見てそのまま帰ってしまうのでは勿体ないです。観光循環バス「るーぷる仙台」はこれらの名所それぞれに停車するので上手に活用して名所歩きをしましょう。また車で訪れる場合は周辺の見どころを巡った後、最後に仙台城跡を訪れ暮れゆく仙台の夜景を眺めてみるのも良いかもしれません。この場合仙台城跡内の施設やお土産店が閉館してから(大体17時前後)日没までの待ち時間が短い(日の短かくなる)秋から冬がおすすめです。

 

城跡内コース

仙台城見聞館
 仙台城跡の発掘調査の結果や石垣修理工事などの記録を写真や映像で見ることができる施設。仙台城跡を国の史跡という観点から眺めることができます。

入館料 無料

開館時間 9時〜17時

休館日 無休


青葉城資料展示館
 伊達政宗の生涯や奥州探題を務めたこともある伊達家の歴史、仙台城に関する資料などが展示されています。フルハイビジョンで見る障壁画やCGで復元された仙台城などの光景は展示館というより美術館にいるように思えるすばらしさです。

宮城縣護国神社http://www.gokokujinja.org/top/index.htm

仙台城 護国神社 宮城県出身者を中心に明治維新以降、国のために戦い散っていった御霊を祀る神社。境内はご来光を拝める初詣スポットとして人気があります。


本丸北壁石垣
仙台城本丸北壁石垣 仙台城は元来山城のため石垣は少ないのですが、数少ない石垣のなかで本丸北壁では高さが17mもある優雅な曲線を描く石垣を見ることができます。


ライトアップ
仙台城跡から見た仙台市の夜景 仙台のシンボル「伊達政宗公騎馬像」と石垣は毎日、日没から23時までライトアップされており、仙台市の夜景とともに楽しむことができます。なお仙台城跡から見る仙台市の夜景は2015年に日本自然夜景遺産に選ばれました( 夜景観光コンベンション・ビューロー認定)。



周辺コース

 仙台市青葉区の南西部にある丘陵地帯は仙台城跡(青葉城址)を中心に伊達政宗の霊廟「瑞宝殿」や博物館、美術館といった見どころが多数あります。せっかく仙台城跡まで来てそのまま帰るのはもったいないので是非これら周辺の名所巡りもしてみましょう。なお移動は徒歩でも可能ですが、観光巡回バス「るーぷる仙台」で行くことができますので、バス停で確認し時間が合えばるーぷる仙台でバスが到着するまで時間に余裕があれば徒歩で移動するとよいでしょう。


瑞宝殿(伊達政宗の霊屋) バスで仙台駅から15分
 1637年に造営された伊達藩初代藩主 伊達政宗の霊廟。詳細へ別途「瑞鳳殿の見所・歩き方」のページを参照。


仙台市博物館  バスで瑞宝殿前から4分、仙台駅から20分
 伊達家寄贈の文化財を保管・展示するために仙台城三の丸跡に開館されたもので、収蔵資料は約9万点。季節毎に変わる常設展示では随時1000点を展示しています。

入館料 400円

開館時間 9時〜16時45分(入館は16時15分)

休館日 毎週月曜日(祝日は開館)及び祝日の翌日

駐車場 有り。普通車50台 バス5台

所在地 宮城県仙台市青葉区川内26番地

公式HP http://www.city.sendai.jp/museum/index.html


仙台城跡  バスで仙台市博物館から11分、仙台駅から30分


宮城県立美術館  バスで仙台城跡から11分 仙台駅から40分
 宮城県をはじめとした東北にゆかりのある作家の作品のほか、海外アーティストの作品も収蔵されており、その数は5000点にものぼります。また4つの庭園が整備されており散策を楽しむこともできます。

入館料
 300円

入館時間 9時30分〜17時(入館は〜16時30分)

休館日 毎週月曜日(祝日は開館)及び祝日の翌日

駐車場 有り(無料)。普通車102台 バス6台

所在地 宮城県仙台市 青葉区川内元支倉34−1

公式HP http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/


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