奥入瀬渓流・十和田湖のレンタサイクル




奥入瀬渓流 レンタサイクル 奥入瀬渓流から十和田湖にかけての国道102号線は奥入瀬渓流沿いに緩やかな道が続く絶好の自転車サイクリングコースとなっており、新緑の始まる春から紅葉の秋にかけては多くの観光客がレンタサイクルを利用し十和田湖・奥入瀬渓流の光景を楽しんで行きます。レンタサイクルは十和田湖・奥入瀬渓流の宿泊施設で貸し出している他、地元の観光団体・企業が運営しており、主に4箇所でレンタサイクルのサービスを行っています。
 特に焼山〜子の口間は相互乗り捨てが可能で、行きはレンタサイクル、帰りは観光路線バス遊歩道の散策といった楽しみ方が可能です。
 また奥入瀬・十和田地区では2021年より試験的にE-bike(スポーツバイクに電動アシストユニットを取り付けした自転車)のレンタルを行っており、こちらは貸し出しは奥入瀬湧館及び子ノ口JRバス停の2カ所ですが、石ヶ戸休憩所及び子ノ口の他、休屋にある十和田湖観光交流センター「ぷらっと」で乗り捨て返却が可能となっています。


注:以前奥入瀬渓流区間で行われていた手荷物の運搬サービスは現在は行われておりませんのでご注意下さい。


地図で場所を確認する



奥入瀬渓流


 奥入瀬渓流館(焼山)、石ヶ戸休憩所、子ノ口の三箇所で自転車の貸出を行っており、運営団体が同じである為、相互乗り捨てが可能となっています。また三箇所とも無料駐車場が整備されています。

基本料金(4時間)
 一般自転車1,000円、電動自転車1,500円

超過料金(1時間毎)  300円

貸出時間
 8:30〜16:30 4月中旬〜11月中旬

予約
 午前中のレンタル分のみ予約可能
 奥入瀬渓流館 0176-74-1233、石ヶ戸休憩所 0176-74-2355、子ノ口JRバス停 0176-75-2244



奥入瀬渓流館

地図中 @  
奥入瀬渓流のレンタサイクル  奥入瀬渓流の玄関口にある奥入瀬渓流館で受付をしており、子ノ口までの距離は約14km 所要時間は約1時間30分、石ヶ戸までの距離は5km 所要時間は約30分。なお八甲田方面にも行くことは可能ですが坂道がキツイ為あまりお勧めはしません。430台駐車可能な無料駐車場あり。

石ヶ戸休憩所

地図中 A  
 奥入瀬渓流のちょうど中間地点に位置する石ヶ戸休憩所で受付を行っています。焼山までの距離は5km 所要時間は約30分、子ノ口までの距離は9km 所要時間は約1時間。時間に制約がある場合はここ石ヶ戸で自転車を借り、ビュースポットが多数ある十和田湖方面に向かうのも一案です。なお石ヶ戸には車を駐車できる無料駐車帯がありますが人気スポットの為、ハイシーズン時の土日祝日はすぐ満杯になってしまいます。


子ノ口(JR子ノ口駅横の窓口)

地図中 B  
十和田湖 子ノ口 奥入瀬渓流と十和田湖の合流地点子ノ口に位置し最も使い勝手が良い場所。焼山までの距離は約14km、休屋までの距離は12km 所要時間は約1時間。ただし焼山と石ヶ戸で乗り捨て可能ですが休屋とは運営母体が異なるので不可となっています。



十和田湖(休屋)


休屋(十和田湖マリーナ内)

地図中 C  
  十和田湖最大の休憩スポット休屋にあるレンタサイクル。湖岸にあるレンタルボートで貸出を行っています。焼山、子ノ口にある各レンタサイクルとは運営母体が違う為、相互乗り捨は出来ないので注意が必要。子ノ口までの距離は約12km。なお他のサイトで「レンタサイクルで十和田湖を一周するのも良いかもしれません」などと紹介しているところもありますが、十和田湖の周遊道路は高低差600m、距離は56kmで急勾配、急カーブが続く道。一般の方が自転車で一周するのは実質不可能です。レンタサイクルで風景を楽しむのであれば休屋〜子ノ口間がよいでしょう。道も平坦で景色がよい上に休憩できる場所も多数あります。

料金 500円(1時間)、2,500円(1日)  




E-Bike


 E-bikeはスポーツバイクに電動アシストユニットを取り付けした自転車の事で奥入瀬・十和田地区では2021年よりサービスの提供を行っています。
 料金の方は一般のレンタサイクルより高めになっていますが、十和田湖エリアのE-Bikeは遊覧船に持ち込み可能となっており、移動の幅が広がっています。



料金 4時間利用 3,000円

問合せ先 奥入瀬湧水館(0176-74-1212)


奥入瀬渓流エリア


営業時間 4月中旬〜10月末  9:00〜16:30

貸出場所 奥入瀬湧水館

返却場所 奥入瀬湧水館 石ヶ戸休憩所 JRバス子ノ口



十和田湖エリア


営業時間 5月1日〜10月末 9:00〜16:30

貸出場所 JRバス子ノ口

返却場所 JRバス子ノ口 十和田湖観光交流センター「ぷらっと」



奥入瀬渓流・十和田湖のレンタサイクル(自転車)について


 十和田湖・奥入瀬渓流では奥入瀬渓流の終点である焼山から十和田湖の玄関口であり奥入瀬渓流の始まりでもある子ノ口、そして十和田湖最大の観光拠点である休屋にかけてのエリアでレンタサイクルのサービスを提供しています。十和田湖の休屋〜子ノ口間においてはバイパスが整備され比較的平坦な道が続いていますが、距離があるうえ相互乗り捨てができないのでレンタサイクルを利用する観光客の姿はあまり見かけません。一方奥入瀬渓流においては全長14kmほとんどが平坦な道であり、相互乗り捨ても可能な為、レンタサイクルで散策する観光客の姿が数多くみられます。自転車による奥入瀬渓流遊歩道へ直接乗り入れることは不可ですが、ビュースポット近くの路肩に自転車を駐め自由に動き回れるのがレンタサイクルの強みです。


奥入瀬渓流・十和田湖のレンタサイクル 地図