恐山の見所・歩き方
恐山はまさかり半島と呼ばれる下北半島のほぼ中央部にある霊場で「日本三大霊場」、「日本三大霊山」、「日本三大霊地」の一つに数えられ、境内は火山性の噴気や温泉が至るところで吹き出し草木のない荒涼とした光景が広がり、他の霊場とは少々異なる雰囲気が漂っています。昔から死者の霊が集まる山として信仰され、現在は亡くなった人の声が聞ける
イタコの口寄せなどでも有名な所です。
見どころはなんといっても神秘的な光景が広がる地蔵殿西側の光景です。至る所で吹き出る火山性のガス、供養の為に積まれた石や風車。そして荒涼とした風景から一変してまるで極楽浄土を思わせる
宇曽利湖湖畔の光景。これらは他では見ることや体験することのできない恐山ならではの光景です。歩き方は
地図を見ると境内の至る所に仏様や仏塔が建てられどう歩けばよいか迷ってしまいますが、実際現地を訪れると丁寧に案内看板が設置されていますので、案内通りに散策すれば一通り巡ることができます。なお
比叡山や
高野山といった他の日本三大霊場に比べると規模は小さく、他の霊場を訪れた事がある人は意外と小さく感じるかもしれません。
※本サイトに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
恐山へのアクセス
恐山は下北半島のほぼ中央部に位置する霊場です。下北半島もみならず青森県を代表する観光地のひとつですので100km以上はなれた地点からも道路案内が立てられています。また道は一本道ですので迷うことはまずありません。近隣を走る主要国道は279号線。またJR下北駅からは路線バスも運行しています。これらアクセスの詳細は別途「
恐山のアクセス・行き方」を参照。
恐山の観光所用時間
パンフレットには最短ルートで約40分と記載されていますが、実際は1時間ほどかかります。また供養に参加したり温泉にはいったりする場合は2時間ほど時間を要します。なお開山期間は5月〜10月となっており、開山の時間は5月から10月中旬が6時〜18時、10月中旬 から 10月末までが6時〜17時となっています。
※恐山を組み入れた
青森県の観光モデルコースは別途「
青森空港」「
三沢空港」及び「
新青森駅」「
八戸駅」の各ページを参照。
駐車場
総門前の宇曽利湖に面した広大な敷地に300台駐車可能な無料駐車場が整備されています。
下北半島のグルメ・イベント
グルメ
大間のマグロ
津軽海峡で一本釣りされるクロマグロ。ブランドマグロとして全国的にも有名。旬は8月から12月にかけて。
海峡サーモン
潮の流れが激しい津軽海峡で養殖されたサーモン。脂がのった中落ちを乗せた海峡サーモン丼は一番人気の品。
大湊海軍コロッケ
旧日本海の基地があったむつ市のご当地グルメ。現地の食材を牛脂で揚げている。
スルメイカ
流れの速い津軽海峡に面した風間浦村周辺のスルメイカは、身が引き締まって絶品。旬は秋から冬。
ウニ
下北半島沿岸では特産のキタムラサキウニが豊富に採れる。旬は初夏。津軽海峡独特の海藻を食べて育ったウニの味は格別。
祭り・イベント
田名部まつり
京都祇園の流れをくむ下北半島最大のお祭り。期限は定かではないが1793年には記録に残っている。
恐山大祭
毎年7月の20日から24日の期間に行われる霊場恐山の大祭。供養祭や「いたこ」の口寄せ等が行われる。
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