滋賀県




滋賀県 観光 滋賀県は近畿地方の北東部に位置し、日本最大の湖である琵琶湖を擁する内陸県です。歴史的には東海道、中山道、北陸道といった主要街道が交わる交通の要所であったことから日本史には「近江国」として古代の頃より度々登場し、飛鳥時代にはが置かれたこともあります。
 文化的には琵琶湖を挟んで西側は大津市や比叡山といった関西圏の文化が色濃い地域で、京都や大阪のベットタウンとしても機能しています。一方琵琶湖の東側は米原市や甲賀市のように中部地方との結びつきが強い傾向にあります。
 県の面積の六分の一を琵琶湖がしめ、残りもほとんどが山間部である為、人間の居住エリアは狭いですが、その分豊でのどかな自然が多く琵琶湖をはじめとした水産資源や観光資源に恵まれた魅力あふれる県です。


※本サイトに記載されている内容については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。また本ページにはプロモーションが含まれています。


滋賀県の温泉・旅館・ホテル






観光おすすめスポット ランキング


 本項では滋賀県を代表する観光名所をピックアップしてご紹介していきます。初めて滋賀県を訪れる方などにおすすめの、まさに滋賀観光では外すことのできない王道スポットです。


琵琶湖

地図中 @    
琵琶湖 皆さんもご存じの日本最大の面積を誇る湖。レジャーにマリンスポーツ、湖上遊覧と遊び方は沢山。琵琶湖由来の伝統ある水産加工品等も豊富な宝の湖で、日本史にも何度も登場するまさに日本人の心の湖です。



彦根城

地図中 A    
彦根城 現在の彦根市の礎を築いた彦根藩井伊家の居城で、天守が国宝に指定されている5城の1つに数えられる名城。初代彦根藩主の井伊直政が計画し、直政の死後息子達が意志を継ぎ20年の歳月をかけて完成させ江戸時代や安土桃山時代の建造物や遺構が数多く残る貴重な建造物です。ゆる〜いパフォーマンスをしてくれるマスコットキャラクター「ひこにゃん」も人気です。



比叡山延暦寺

地図中 B  
 京都府と滋賀県との間にまたがる比叡山にある天台宗の総本山。高野山恐山と並んで日本三大霊場の1つに数えられ、日本で宗派した仏教の開祖はそのほとんどが比叡山で修行、勉学していることから日本仏教の母山とも呼ばれています。



安土城

地図中 C  
 安土城は戦国武将 織田信長が天下布武の威を示すため、また自らの居城として3年の歳月をかけて完成させたお城です。城自体は本能寺の変で織田信長が亡くなった直後に焼失してしまいましたが、石垣や礎石といった遺構は残り、安土城跡として特別史跡に指定されています。



MIHO MUSEUM

地図中 D  
 世界的にも有名な海外の建築家I.Mペイ氏が桃源郷をテーマに設計した美術館です。収蔵品は日本やエジプト、中国などの古代美術品が中心で、建物自体は森の中にあり、その大部分が地下に埋設されています。




穴場スポット ランキング


 本項ではいわゆる滋賀観光のメインスポットではありませんが、それらに勝るとも劣らない魅力を持った、いわゆる穴場的なスポットをピックアップしてご紹介していきます。



立木神社

地図中 @  
 厄除開運・交通守護などのご利益があるとされる草津市に鎮座する古社です。祭神は鹿島神宮と同じ武甕槌命(たけみかづちのみこと)で、同祭神が旅の途中に立ち寄り柿の木の鞭を地面に刺したところ柿の鞭から枝葉が茂り根付いたことから「立木神社」と呼ばれています。



伊吹山

地図中 A  
伊吹山 伊吹山は岐阜県と滋賀県にまたがる滋賀県最高峰の山で多種多様な高山植物が自生していることでも知られています。標高が1377mと比較的登りやすく9合目まで伊吹山ドライブウェイを利用し車で行ける事等から多くの方がハイキングに訪れます。琵琶湖を一望できる山頂には自然の花畑が広がり、その見事な景観は天然記念物にも指定されています。




琵琶湖疎水

地図中 B  
 琵琶湖疎水は明治時代に琵琶湖の水を京都へ運ぶために造られた水路です。京都南禅寺付近の蹴上インクラインと滋賀県大津市三井寺付近の桜は有名で、特に三井寺の桜は滋賀県屈指の桜の名所として知られ桜が見頃を迎える時期になるとライトアップも行われます。



黒壁スクエア

地図中 C  
 黒壁スクエアはかつて宿場町として栄えた長浜市の旧市街地にあるアトリエや雑貨店が軒を連ねる観光エリア。名前が示すとおり黒漆喰の伝統的建造物群を利用して整備されています。

黒壁スクエア




竹生島

地図中 D  
竹生島 竹生島(ちくぶしま)は「神が棲む島」として古来より信仰を集めてきた島です。島内には宝厳寺や都久夫須麻神社などがあり文化財に指定されているものも多数あります。島に定住者はいませんがお土産屋さんや売店などもあり、長浜、今津、彦根の各港から連絡船が運航しています。



滋賀県の観光マップ・地図




※地図上の青い数字は滋賀県における定番の王道観光名所。また赤い数字はおすすめの穴場的な観光名所を表しています。判断区別はあくまでも筆者の体験を元にした個人的見解ですが、滋賀県を訪れる際の参考にしてみて下さい。



滋賀県観光のお土産・名物


 琵琶湖をはじめとした豊な自然に育まれ、古代の頃から文化的に洗練されてきた滋賀県。お土産や名物も他とはひと味違った魅力的なものが沢山あります。本項ではこれら滋賀県名物やお土産について、代表的な物をピックアップしてご紹介していきます。



近江牛

 日本三大和牛に数えられる事もあるブランド牛。近江国を代表する高級食材の1つです。確認できる史実としては豊臣秀吉の小田原攻めまで遡る事ができる日本における肉用牛の元祖ともいえる牛です。この近江牛を提供しているお店は近江八幡周辺に数多くあります。



鮒ずし

鮒寿司 鮒ずしは琵琶湖で採れた鮒を用いたなれ寿司で独特の発酵臭が特徴です。身をスライスしたり、お茶漬けにして食べたりしますが、卵はコクのあるチーズのような香りと食感となっています。
 取扱店は長浜市から彦根市にかけての琵琶湖東岸部に多く見られ、近年は原材料である鮒の漁獲高の減少に伴い値段が上がってきてはいますが、お土産店や道の駅などでも購入する事ができます。



三井寺力餅

三井寺力餅  「三井寺力餅」は、明治2年(1869年)創業の老舗和菓子店「三井寺力餅本店」で提供されている子餅を蜜ときな粉で味付けしているお団子です。由来は武蔵坊弁慶が三井寺の霊鐘を比叡山まで引きずったとされる逸話からきており、近鉄百貨店草津店や名神草津PA(上下線)、名神大津SA(下り線)等でも販売されているどこか懐かしい味がする大津土産の定番です。




うばがもち

うばがもち 「うばがもち」は、宿場町として栄えた草津の名物のあんころ餅です。餅をこし餡で包み白あんと山芋で作った練り切りがチョコンとのせられています。この「うばがもち」は400年以上の歴史を持つとされ、多くの旅人達の疲れを癒やしてきたまさに草津を代表する銘菓のひとつです。

取扱店 うばがもちや



八幡赤こんにゃく

赤こんにゃく  滋賀県南東部の近江八幡市周辺のスーパーやお食事処でよく見かけるのが近江名物の「赤こんにゃく」です。このこんにゃくは三二酸化鉄と呼ばれる鉄分で着色されており、見た目のインパクトは強烈ですが
鉄分豊富な健康食品です。
 この赤い色は一説によると派手好きだった織田信長がこんにゃくを赤色に染めさせたのが始まりといわれています。

取扱店 乃利松食品吉井商店



近江チャンポン

近江ちゃんぽん  滋賀県のご当地グルメとして知られる近江チャンポンは彦根市の大衆食堂「をかべ」が、忙しい労働者のために栄養たっぷりのちゃんぽんを提供したことが始まりとされ、その歴史は50年以上にもなる滋賀県のソウルフードです。削り節と昆布を中心とした京風だしにたっぷりの野菜と豚肉を入れて煮込んでいるのが特徴で半分ほど食べたらお酢を加えて味をアレンジする食べ方が一般的です。具沢山で栄養満点のチャンポンです。





関西の観光地 一覧


大阪府 京都府 兵庫県 奈良県 和歌山県 滋賀県