鎌倉 長谷寺の見所 歩き方



長谷寺 長谷寺は736年徳道(奈良時代の僧で奈良の長谷寺を創建した人物)が創建したと伝えられる浄土宗の寺院です。御本尊は奈良の長谷寺の観音像と同じ霊木から彫ったとされる「十一面観音像」で木造仏としては日本最大級(高さ9.18m)となっています。主な見所としては入山口にあたる下境内にある2つの池が配された回遊式庭園、本尊の十一面観音、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」や傾斜地を利用した「眺望散策路(アジサイ路)」などがあり、鎌倉南西部にある観音山の中腹にあることから由比ヶ浜から逗子、葉山方面を見渡せる絶好の眺望スポットとして知られています。 この他境内の岩窟巡りも隠れた人気を誇っています。
 また歩き方ですが、境内は広いとはいえ参拝路は特に入り組んでいるわけでもなく参詣路にしたがい順に歩いて行くとほぼ全ての御堂や散策路を巡ることができます。


※本サイトに記載されている内容については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


公式HP hhttp://www.hasedera.jp/



料金(拝観料)・参拝時間


参拝時間
 8:00〜17:00(10〜2月は 〜16:30。宝物館は9:00〜16:00)
 ※紫陽花が見頃をむかえる時期は大変混雑しますので、開門もしくは閉門間近に訪れると比較的スムーズに見学ができます。 


休み
 無休(宝物館は火曜日、祝日の場合は翌日。ただし特別拝観寺は無休)


拝観料 大人400円 小学生200円


長谷寺の歴史


 長谷寺の創建は奈良時代とされていますが、はっきりとした史料は残されていません。寺伝によれは721年霊夢により徳道上人が奈良の長谷山中で香り高い楠の木の霊木を見つけ、この木で2体の観音像を作らせました。このうち1体を奈良の長谷寺へ安置し残る1体を衆生の救済を願って海に流しました。海に流された観音像はやがて相模国に流れ着き、これを長谷の地に移し藤原房前(藤原鎌足(中臣鎌足)の孫)が徳道上人を開山として創建したと伝えられています。
 なお寺の梵鐘には文永元年(1264年)、当時の住職真光の勧進により鋳物師物部季重が造った旨の銘文があり、鎌倉時代には長谷寺が存在していたのは確実視されています。また本尊である十一面観音像の造立年代ははっきりと分かってませんが、室町時代頃の作と推測されています。
 室町時代以降になると足利尊氏や足利義満、徳川家康といった時の権力者が修繕・保護を行っており江戸時代の初めには徳川家康による伽藍修復を期に浄土宗に改宗しています。その後戦後の混乱期に浄土宗から独立し単立(独立した宗教団体)となり現在にいたっているのです。



長谷寺のお守り


願叶う守り
願叶う守り イチゴの形をしているお守りでこれは「イチゴ=一と五で十五。十分によいご利益に恵まれる」という意味が込められています。
十一面観音守
 長谷寺の本尊である「十一面観音像」は右手に錫杖、左手に華瓶を持つ独特のもとのなっており、観音様とお地蔵様両方もご利益があるといわれています。その十一面観音像を修復した際の旧光背霊木をお札として収めてある非常に貴重なお守りです



長谷寺のランチ


 境内にある海光庵では焼き団子をのせた「長谷ぜんざい」や動物性の素材は一切使わず炒り豆から出汁をとったカレーなどが楽しめます。



観光所用時間(拝観時間)


 長谷寺の境内はコンパクトにまとめられており一見したところさほど広いように感じませんが、観音山の裾野に下境内が、中腹に上境内が設けられ、さらに境内に奥にアジサイ路として知られる「眺望散策路」があるなど結構奥行きのある構造となっており、通常時なら1時間ほど参拝に時間を要します。また長谷寺でランチや写経をする場合や紫陽花の見頃の時期などはさらに時間を要します。



鎌倉 長谷寺 おすすめの時期・ベストシーズン


 上述してあるとおり鎌倉 長谷寺といえばあじさいで有名なお寺。ですから一番のベストシーズンはやはりあじさいが見頃をむかえる梅雨の時期となります。また長谷寺にはあじさいの他にも桜やイチョウ、水仙や花菖蒲といった四季折々の花が植えられており特にこだわりがなければ一年を通して楽しむことができるようになっています。



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