栃木県の観光地・宿
2023年12月14日
栃木県は関東平野の北部に位置する海と接しない内陸県です。県の西側には奥羽山脈、日光連山といった険峻な山々がそびえ、これらの山々を源流とする那珂川、鬼怒川等の河川沿いに平野が開けています。
地理的に東北方面への玄関口にあたり江戸時代に制定された日光街道や奥州街道をはじめとして、現在も国道4号線、東北自動車道、東北新幹線といった主要な交通インフラが県のほぼ中央を縦断しています。主な観光地は県西部の日光エリアと北部の那須高原エリアに集中しており、首都圏から日帰りで行けることから人気のリゾート観光エリアとなっています。
※本サイトに記載されている内容については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。また本ページにはプロモーションが含まれています。
目 次
おすすめ観光名所ランキング
栃木県の穴場スポット
栃木県の観光マップ
観光モデルコース
栃木県の宿泊施設
本項では栃木県を代表する観光名所をピックアップしてご紹介していきます。初めて栃木県を訪れる方などにおすすめの、まさに栃木県観光では外すことのできない王道スポットです。
地図中 @
江戸幕府を開いた徳川家康の霊廟。その豪華絢爛な建築物は、8棟の国宝と34棟の重要文化財を擁し、まさに日本を代表する観光名所のひとつで、祭神である徳川家康の400回忌にあたる2015年は数多くの方が訪れました。
華厳の滝
地図中 A
日光から中禅寺湖方面に向かう途中のいろは坂から見ることができる滝。その落差は97mもあり日本三名瀑に数えられています。すぐ間近に展望所が設けられておりそこから見る滝の光景は圧巻です。
中禅寺湖
地図中 B
今から約2万年ほど前の男体山の噴火によりできたといわれる湖。眺望の見事なビュースポットが点在する美しい湖で、遊覧船、キャンプ、釣りなども楽しめます。
公式HP→ 日光市観光協会
二荒山神社
地図中 C
日光東照宮と共に日光山内に鎮座するお社ですが、こちらは1200年の歴史を持つ日光山岳信仰の中心だった古社です。主祭神は
出雲大社 と同じく
縁結びのご利益で知られる大国主命 で近年は縁結び、開運のパワースポットとしても知られるようになってきました。
公式HP→ 二荒山神社
日光山輪王寺
地図中 D
日光山輪王寺は日光山の総本堂でお堂や塔、15の支院全体の総称です。1200年の歴史をもち、関東随一の霊場として栄えてきた日光の歴史と文化を担ってきたまさに霊場日光山の要ともいえるお寺で、
比叡山 や東叡山ととも天台宗三本山の一つに数えられています。日光三山の本地仏をまつるお堂「三仏堂」には日光三山を表す巨大な三体の仏像(千手観音(男体山)・阿弥陀如来(女峰山)・馬頭観音(太郎山))が安置されています。
公式HP→ 日光山輪王寺
戦場ヶ原
地図中 E
中禅寺湖の更に奧。奥日光と呼ばれるエリアに広がる日本有数の湿原で湿原植物や野鳥の宝庫。地形は平坦で木道が整備されているので、気軽に奥日光の豊かな自然を堪能できます。なお一般的な散策コースは5.3kmの行程で所要時間は2時間ほどとなります。また名前の由来はその昔中禅寺湖をめぐって、男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だったという言い伝えからきているといわれています。
東部ワールドスクェア
地図中 F
世界中の有名な建築物や遺跡が1/25の縮尺で再現されており、日本にいながら世界旅行を疑似体験できます。秋から冬にかけて行われるイルミネーションは圧巻です。
公式HP→ 東部ワールドスクェア
竜頭ノ滝
地図中 G
中禅寺湖の北側にある滝。名前の由来は岩肌を流れ落ちる水が岩を挟んで二筋に分かれて流れ落ちる様が竜のヒゲに似ているところからきています。滝の長さは210mと日光では一番長く、新緑と紅葉の時期は特に眺望が見事です。
江戸ワンダーランド 日光江戸村
地図中 H
約15万坪の敷地に江戸の城下町を再現したテーマパークでコスプレによる江戸っ子体験が人気です。東部ワールドスクェアや那須どうぶつ王国と並んで栃木県を代表するテーマパークです。
公式HP→ 日光江戸村
那須どうぶつ王国
地図中 I
国内最大級の広さを誇る動物テーマパーク。レッサーパンダやアルパカといった人気の動物たちとふれあうことができる、まさに癒やしの動物王国です。
公式HP→ 那須どうぶつ王国
本項ではいわゆる栃木観光のメインスポットではありませんが、それらに勝るとも劣らない魅力を持った、いわゆる穴場的なスポットをピックアップしてご紹介していきます。
那須ハイランドパーク
地図中 @
那須高原の裾野に広がる東日本最大級のレジャー施設。絶叫マシンや絶景アトラクションなどスケールの大きなアトラクションが特徴で子供から大人まで幅広い年齢層で楽しむ事ができます。
公式HP→ 那須ハイランドパーク
神橋(しんきょう)
地図中 A
大谷川に架かる日光山内への入り口にある橋。橋脚が無い構造となっており、日本三大奇橋にひとつに数えられています。
湯滝
地図中 B
奥日光 湯ノ湖から流れ落ちる滝で、水は約70mの壁面を扇状に広がりながら流れ落ちています。奥日光三大名瀑のひとつにも数えられています。
大谷資料館
地図中 C
宇都宮市にある大谷石採石場跡に関する博物館。異世界の地下神殿を思わせるような雰囲気漂う巨大な地下空間を利用して様々なイベントも開催されており、個人的には筆者一押しのおすすめ穴場スポットです。
公式HP→ 大谷資料館
足尾銅山
地図中 D
1550年頃に開山したと言われる銅の採掘場跡。近代には日本の産業を支えた栄えある歴史と環境汚染や公害事件をもたらした負の歴史を併せ持つ鉱山跡で、現在は観光施設として生まれ変わりました。施設自体は少々古めですが、逆にそこが昭和の雰囲気を醸し出しています。
那須サファリパーク
地図中 E
自然の状態で放し飼いされている70種700頭の動物たちをすぐ間近に見ることができるサファリパークで夏を中心に企画される「ナイトサファリ」は人気があります。
公式HP→ 那須サファリパーク
織姫神社
地図中 F
足利氏発祥の地に鎮座する国の登録有形文化財にも登録されている産業振興と縁結びのご利益があるとされる神社で、桜の名所としても知られています。お社は関東平野を一望できる高台に鎮座し、日が暮れてから境内より眺める夜景も格別です。
公式HP→ 織姫神社
※地図上の青い数字は栃木県における定番の王道観光名所。また赤い数字はおすすめの穴場的な観光名所を表しています。判断区別はあくまでも筆者の体験を元にした個人的見解ですが、栃木県観光の参考にしてみて下さい。
栃木県の観光名所は多く分けて日光エリアと那須エリアの2箇所に集中しています。本項ではこれら各エリア毎の観光モデルコースと観光に擁する標準的な時間を整理してみました。
日光 スタンダードコース
日光山内及び中禅寺を巡る栃木県観光における王道コースです。移動は車が便利ですが、日光駅から中禅寺湖、湯本温泉まで約30分おきに
路線バス (
東部バス )も運行しています。なお日光山内を巡回する「世界遺産めぐりバス」は奥日光方面へは行かないので注意して下さい。
車での移動
日光IC →5分→
日光山内(日光東照宮・二荒山神社・日光山輪王寺等々) 観光所要時間3時間 →30分→
いろは坂 →
中禅寺湖 観光所要時間1時間30分 →
華厳の滝 →30分→
日光IC
電車・バスでの移動
JR・東部日光駅 →30分→
日光山内(日光東照宮・二荒山神社・日光山輪王寺等々) 観光所要時間3時間 →45分→
いろは坂 →
中禅寺湖 観光所要時間1時間30分 →
華厳の滝 →45分→
JR・東部日光駅
一泊二日コース
日光エリアを一泊二日で観光する場合、日光山内と奥日光を各々一日かけて巡るのが一般的で、宿は中禅寺湖周辺や湯本温泉にとると効率がよいです。
時間をゆっくりと取れるので奥日光の自然を心ゆくまで楽しむ事ができます。
初日
日光山内(日光東照宮・二荒山神社・日光山輪王寺等々) 観光所要時間3時間 →
いろは坂 →
中禅寺湖 観光所要時間1時間30分 →宿泊
二日目
中禅寺湖 →
戦場ヶ原 →
湯本温泉 →帰路
那須高原エリア
日光と人気を二分する那須エリア。遊ぶには丸1日近く時間を要するテーマパークが観光のメインとなりますので、お好みのテーマパークで遊んだ後、那須高原を一周するようなコースでドライブを楽しみながら気になった眺望スポットなどに足を伸ばすコースが一般的です。もし一泊二日の行程の場合は塩原温泉に宿をとるとよいでしょう。
栃木県観光 一泊二日コースの場合
一泊二日の行程で日光と那須の二エリアを回る場合は互いの道中に位置する「鬼怒川温泉」や「塩原温泉」で一泊するのがベストです。
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