下呂温泉(げろおんせん)



下呂温泉 観光 下呂温泉は 日本三名泉のひとつに数えられ(他ふたつは「有馬温泉」と「草津温泉」)、日帰り客も多く訪れる日本を代表する温泉のひとつです。
 開湯は平安時代の中期にまでさかのぼると伝えられる由緒ある古湯で鎌倉時代に温泉が出なくなった時、薬師如来が白鷺の姿で現れ源泉を教えたという言い伝えも残されています。
 下呂の温泉街は飛騨川に沿って開けており街自体それほど広くはありませんが、温泉宿の他にも足湯が10箇所(通常の足湯が8箇所+観光施設内に2箇所)あり、うち24時間利用可能な足湯も4箇所ほど設けられているほか、観光施設やお土産店も充実し温泉以外にも楽しめるようになっています。また夜の光景も魅力的で日が落ちて飛騨川沿いに設置されている塔に灯りがともされると町は幻想的な雰囲気につつまれます。近隣には高山市や白川郷といった有名な観光名所もあるのでそれらの地域を観光した後に立ち寄りゆっくりと一晩すごしてみるのも良いかもしれません。


※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


公式HP→下呂温泉観光協会



日帰り


下呂温泉 日帰り 湯名人 湯めぐり手形 下呂温泉は名古屋都市圏から片道2時間弱で行けることから日帰りの観光客も多く訪れます。この為、日帰りの入浴施設もいくつか整備されているほか「湯名人 湯めぐり手形」と呼ばれる3箇所の温泉に日帰り入浴ができるチケットも販売されています。
 この「湯名人 湯めぐり手形」は将棋の駒の様な形をしており、裏には「湯」「名」「人」という3枚のシールが付いています。このシールは下呂温泉旅館協同組合に加盟している24軒の旅館・ホテルの温泉に日帰り入浴ができるチケットで、宿泊旅館以外の旅館のお風呂に入りたい時や、日帰りで旅館のお風呂を利用したい時にも便利です。有効期間は6ヶ月で旅館・ホテルのほか温泉街のお土産店やコンビニでも購入可能です。


下呂温泉の日帰り入浴施設下呂市HP



下呂温泉の読み方


 下呂温泉。その読み方は「げろおんせん」と少々特徴のある読み方ですが、この下呂(げろ)という読み方の由来は奈良時代の宝亀7年(776年)に設けられた宿場駅「下留(しもとまり)駅」からきているといわれており、長い月日のなかで下留の呼び名が「しもとまり」から「げる」となりやがて下呂「げろ」へと変わっていったと推測されています。
 なお余談となりますが、下呂温泉の「ゲロ」という読み方にちなんで町のキャラクターはカエルとなっており、温泉街のあちらこちらで色々なカエルが見られるので是非探して見て下さい。



下呂温泉の泉質


 下呂温泉のお湯は泉温84度という高い温度で湧いており、泉質はツルツルとした肌触りのあるアルカリ性の無色透明な単純温泉。下呂温泉最大の特徴であるアルカリ性特有の石鹸効果(アルカリ成分が肌の皮脂を溶かし角質層を軟化させる)により肌の古い角質を取りすべすべの肌となることから昔から「美人の湯」と呼ばれています。
 下呂温泉では温泉の安定供給の為に、温泉の集中管理システムを導入しており、下呂温泉旅館協働組合に加入しているすべての旅館で同じ泉質の源泉に入浴する事ができます。



グルメ(Gランチ&Gグルメ) 


 Gランチ&Gグルメとは下呂温泉がある飛騨地方南部の食材を使用したグルメで、「G」は下呂温泉の「GERO(げろ)」という読み方からきています。
 主な食材としては人気のブランド牛である「飛騨牛」や納豆を食べて育った「飛騨なっとく豚」の他、フルーツトマトや牛乳、椎茸などがあり、グルメも豚トマト丼やカレーうどんの他、寿司やスイーツと各店が考案した創作料理が多数そろっています。
 これらGランチ&Gグルメの提供店舗は観光案内所などで配布されているパンフレットで確認することができますしこちらのHPからも確認する事ができます。→下呂商工会


下呂温泉周辺の宿泊施設をさがす


 岐阜県下呂市を中心とした温泉・旅館・ホテル等の宿を予算に合わせて選べます。
温泉 旅館 ホテル 宿


駐車場



岐阜県の観光地 一覧


白川郷 下呂温泉 岐阜城