広島平和記念資料館・平和記念公園・原爆ドーム



広島平和記念資料館 平和記念資料館は国際平和文化都市「広島」の象徴となっている平和記念公園内にある太平洋戦争中の人類史上初めてとなる広島への原爆投下から原爆による悲劇、被害に関する資料を展示している資料館で、日本人であるならば一生に一度は訪ねておいてもらいたい場所のひとつです。
 資料館には原爆被害者を追悼し永遠の平和を祈念することを目的とした被爆者の体験記や映像、被爆戦没者の遺品、遺影などが展示されており、被爆者による被爆体験講話会や平和学習のための資料の貸出し等も行っています。
 建物は本館、東館の2棟からなり、2016年から開館以降通算で3度目となるリニューアル工事が行われていましたが2019年までに東館、本館共にリニューアルオープンしており、本館は戦後の建築物としては初めてとなる国の重要文化財にも指定されています。
 また広島平和記念資料館がある平和記念公園は広島市民の他、多くの観光客が訪れるスポットにもなっていることから、元安川を挟んで対岸側には多くのカフェやレストランがあり、散策の途中でひと休みすることもできます。


※本ページに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。


料金・時間


料金

 大人200円 高校生100円 中学生以下無料

 音声ガイド2か国語(日本語・英語) 1台200円



時間

 8時30分〜18時(閉館時間は季節によって異なり8月は19時、8月5,6日は20時、12〜2月は17時まで開館) 入場時間は閉館時間の30分前まで
 

所要時間

 前述してあるとおり広島平和記念資料館は世界遺産「原爆ドーム」などがある平和記念公園の南側にあります。これら平和記念公園のモニュメントなど全てを見て回る場合は最低でも3時間はほしいところです。また広島平和記念資料館は平和記念公園内にある平和を願い祈る一連の施設の中で中核をなし、もっとも見応えがある施設です。この為資料館の見学に要する所要時間は個人差もあると思いますが大体1時間から1時間30分程度となっています。


展示物


 広島平和記念資料館はリニューアル後、展示物の内容を原爆の恐ろしさや事実をストレートにかつより多くの情報が得られるように改められ、今まで以上に人への被害、悲惨さへ焦点をあてた展示物となりました。また最新のCGを駆使しタッチパネルなどで直感的に分かりやすい展示内容になりました。
 展示物に関しては原爆の非人道性や残虐性を伝える為に直視できないような展示物もあったのですが(人によっては「グロテスク」と表現する人もいるほど)2019年の改装以降生々しい展示物は少なくなったように感じますし、双生児などのホルマリン漬けもなくなったようです。
 下の写真は広島平和記念資料館を代表する展示物の1つであった原爆投下直後の様子を再現した蝋人形ですが、筆者の確認した限りではリニューアル後は撤去されているようです。
広島平和記念資料館 蝋人形


本館

広島平和記念資料館 本館 展示物 本館は原爆被害の悲惨さを被爆者の遺品や実物資料等をもとにストレートに伝えている展示館。展示物は大きく分けて以下の5つのテーマに分けられて展示されています。


原爆投下直後の広島
 巨大なキノコ雲の写真に代表されるような原爆が投下された直後の惨劇を写真や被爆資料で伝えています。


破壊された広島の街
広島平和記念資料館 展示物 人類史上初めて原爆が投下され壊滅された広島を模型やパノラマなどで展示しています。原子爆弾は広島市の上空600mで爆発し爆心地直下の地面の温度は3000度にも達しました。この時の強烈な熱線と爆風により焼き尽くされた爆心地の様子が伝えられています。原爆投下による直接的な犠牲者は昭和20年12月までに14万人にのぼり、生存者の多くも生涯に渡って後遺症に苦しむこととなりました。


被爆者の遺品
広島平和記念資料館 展示物 当時三歳の男の子が乗っていた三輪車や作業現場にいた中学生が着ていた服などが展示されています。これら犠牲者の皆さんは皆被爆後に亡くなっており、原爆の悲惨さがストレートに伝わってきます。


放射線の被害
 原爆による被害は爆発直後の熱風だけにとどまらず、放射線による急性障害やその後長期にわたって被爆者を苦しめる後遺症も深刻な被害をもたらします。これら放射線による被害を写真やパネル展示で説明しています。


被爆者のメッセージ
 被爆者の証言ビデオやメッセージを視聴し原爆の悲劇を後生に伝えていくコーナー。心に刺さる痛切な思いが伝わってきます。



東館

 本館が原爆の悲惨さをストレートに伝える展示物が中心であるのに対して、東館はパノラマ模型や資料などを通してなどを被爆前後から復興までの広島歩みや核兵器の恐ろしさ危険性を強く訴える内容の展示物となっており、アメリカの大統領として初めて広島を訪れ献花したオバマ元大統領が実際に作った折り鶴なども展示されています。
 なお建物は3階建てとなっており、東館の3階が本館と連絡路でつながっています。



原爆ドーム(記念公園)


原爆ドーム 広島平和記念資料館 人類初めての原子爆弾は昭和20年(1945年)8月6日8時15分。約35万人がすごしていた広島市の上空中島地区(現在の平和記念公園)に投下されました。原子爆弾は高度580mの上空で爆発しますが、この時爆発した原子爆弾の真下にあったのが現在の原爆ドームです。

 原爆ドームは元々は「広島県物産陳列館」として1915年に開館した特産品の販売促進拠点でした。当時としては珍しいヨーロッパ基調のモダンな建物で広島の名所として賑わいましたが、運命の1945年8月6日に原爆ドーム上空で核爆弾が炸裂。原爆ドームも被爆しますが、核爆発の衝撃をほぼ垂直に受けた為、全倒壊を免れます(倒壊を免れたのは中央のドーム部分で他はほぼ全壊)。
 核爆発の衝撃でドーム型の鉄骨があらわになったその光景は、いつしか「原爆ドーム」と呼ばれるようになりました。
 原爆ドームの鉄骨と僅かな外壁のみが残った無残な姿は、まだ心の傷が癒えない原爆による被災者や遺族、後遺症に悩まされている人達からは早く取り壊してほしいとの意見が多かったものの、時の流れとともに原爆の悲惨さを後生に伝えるシンボルとして残すべきとの意見が次第に多くなり、1966年に原爆ドームの永久保存が決定され、1996年には核兵器の廃絶と恒久平和を訴えるユネスコの世界文化遺産に登録されました。原爆ドームは核兵器の使用という人類の負の行為を忘れない為の「負の世界遺産」としても世界に知られています。



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