松島 瑞巌寺
瑞巌寺は
宮城県の松島にある古刹で仙台藩主伊達家の菩提寺です。位置的には松島海岸の正面に位置し、松島湾に沿ってブラブラ散策しているとお土産店が建ち並ぶ参道が現れますが、その参道の奥にあるのが瑞巌寺となります。
瑞巌寺は松島観光に来た際に初めてその存在を知ったという観光客も多いようですが、
平泉の中尊寺や
毛越寺、
山形県の立石寺などと共に平安時代に慈覚大師円仁が開き、江戸時代には
松尾芭蕉も訪れたとされる由緒あるお寺です。
瑞巌寺の参道の右側には特徴的な洞窟群があり数々の石像や仏様が納められています。この為、散策の行き帰りどちらかはこの洞窟群がある参道を通っていけばよいでしょう。表参道とは本殿手前で合流しています。
※本サイトに記載されている内容については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
公式HP→
http://www.zuiganji.or.jp/
地図で場所を確認する→
宮城県宮城郡松島町松島町内91
拝観料
・拝観料: 大人700円 子供400円
拝観料は境内入り口にある受付でおさめます。なおこの時もらう拝観券は瑞巌寺のお堂内や宝物殿を見学するときにも必要となるので失くさないようにして下さい。
・参拝時間
拝観は8時から可能。また閉館時間は以下のとおり。
4月〜9月 〜17:00、10月・3月 〜16:30、11月・2月 〜16:00 12月〜1月 〜15:30
・
ガイド: 022-354-3218
瑞巌寺へのアクセス
瑞巌寺は日本三景の一つ松島海岸から国道45号線を挟んで歩いて行ける所にあります。アクセス方法は基本的に松島への行き方と同じですので詳細については別途「
松島へのアクセス・行き方」のページをご参照下さい。
なお最寄りの駅や高速道路ICから瑞巌寺までのおおよその所要時間は以下の通りとなります。
仙台市中心部から電車で約40分。車で約40分。
仙台松島道路松島海岸ICより車で約10分。
東北自動車道大和ICより車で約40分
仙石線JR松島海岸駅より徒歩5分
東北本線JR松島駅より徒歩20分
瑞巌寺の駐車場
瑞巌寺には専用の駐車場はありません。この為、松島周辺に整備されている駐車場を利用することとなりますが、松島には無料駐車場も含め多くの駐車場が整備されています。これら駐車場の詳細については別途「
松島の駐車場」のページをご参照下さい。
観光 所要時間
瑞巌寺そのものは堂内や
宝物館の見学などを含めても30分〜40分程度あれば観光できますが、多くの方は当然の事ながら隣接する日本三景のひとつ松島も観光されると思います。この場合の所要時間は最低でも半日は必要となります。
※瑞巌寺を組み込んだ
宮城県の観光モデルコースは別途「
仙台空港」「
山形空港」及び「
一ノ関駅」「
北上駅」の各ページをご参照下さい。
瑞巌寺 境内の光景
本項では瑞巌寺境内の光景をご紹介していきます。
本堂や
岩窟、
宝物殿といった瑞巌寺の主要な見所については別途ページを設けてご紹介していますので、そちらをご参照下さい。
延命地蔵
瑞巌寺の延命地蔵。1863年の鋳造。延命のいわれは当山117世 中方明哉和尚の飢饉の際に難民を救済した業績や長命にあやかったと伝えられている。この延命地蔵は瑞巌寺の入り口に鎮座し、訪れる観光客達を眺めている。
三聖堂
瑞巌寺の三聖堂。元和元年(1681年)慈覚大師作の観音像を瑞巌寺に納める際に、建てられた宝殿と伝えられており、観音像そのものは現在瑞巌寺に納められています。
鉄道殉職者弔魂碑
瑞巌寺にある鉄道殉職者弔魂碑。瑞巌寺正門のすぐ隣にある。犠牲者が絶えなかった昔の鉄道工事の犠牲者を弔っています。
総門
瑞巌寺の総門。慶長14年(1609年)、
伊達政宗によって建立され、扁額には「桑海禅林」(右から「そうかいぜんりん」)と書かれている。意味は「扶桑と呼ばれる日本の、海辺近くに建つ禅の寺(林)」。
瑞巌寺おすすめの時期・ベストシーズン
東北地方でも温暖な松島地方は春の梅、夏の松島海岸、秋の月見、冬の雪見と四季を通じて楽しむ事ができます。また瑞巌寺はこの地方を代表する古刹であることから年末年始や催しが開催されるときは多くの参拝客が訪れますが、特に参道や境内に燈篭が灯される8月の瑞巌寺灯道の時期は多くの人で賑わいます。
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