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北海道 旅行記「春国岱(しゅんくにたい)」


 春国岱は風蓮湖と根室湾との接続部分にある砂州のうち、右岸にある砂洲で延長は8km、総面積592haに及ぶ広大な砂州で、野付水道を南下する潮流と風蓮湖に流入する河川水の相互作用によって形成されたものです。その自然の豊かさから2005年(平成17年)には、風蓮湖と共にラムサール条約に登録されています。
 植生は地形により異なり、主に砂丘の海岸斜面のハマニンニク群落、砂丘頂部のハマナス群落、低地のヒメウシオスゲ群落となっています。また、春国岱のアカエゾマツ林は、日本唯一の砂丘系アカエゾマツ林として有名です。
 また5月頃には、地元漁協の潮干狩りが行われ、大粒のアサリやホッキガイなどが採れてにぎわいを見せます。


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春国岱

春国岱(しゅんくにたい)。風蓮湖の東側の砂洲及び低湿地帯のことで、貴重な自然環境が残されており、ラムサール条約にも登録されている地域。春国岱入り口にあたる砂洲東側にはネイチャーセンターも整備されている。
春国岱(しゅんくにたい)の光景
砂洲

春国岱は地図で見るとちょうど動物の爪のように三列の砂洲が伸びる湿地帯。この特異な地形には海岸、草原、湿原、森林、干潟といった多様な環境が形成され、動植物の宝庫となっています。
春国岱(しゅんくにたい)の砂洲
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