秋保大滝・秋保不動尊
2023年12月12日
秋保大滝は名取川を秋保温泉からさらに10kmほど上流に行ったところにある滝で、幅6m高さ55mの迫力はその滝の音が5〜6km先まで聞こえるといわれ、日本三名瀑の1つに数えられています(注:日本三名瀑のうち日光の「華厳の滝」、熊野の「
那智の滝 」は不動ですが、残り1枠については諸説あります)
また秋保不動尊は秋保大滝の展望台「滝見台」に通じる散策路の入り口に鎮座しており、平安時代初期に慈覚大師
が 山形県の 立石寺 へ向かう途中、この地に留まり秋保大滝で荒行をし不動明王を安置したと伝えられ、山形県にある立石寺の奥の院とされています。
なお秋保大滝へのアクセスや平日を含むバス路線等については別途「
秋保温泉・秋保大滝へのアクセス 」のページをご参照下さい。
地図で場所を確認する →
宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝西向
駐車場
秋保大滝の駐車場は県道62号線沿いにある「大滝れすとはうす」の駐車場の他に、直接滝壺まで降りることが出来る散策路がある不動滝橋脇の秋保大滝滝壺駐車場の2カ所があります。
大滝れすとはうす駐車場
地図中 @
お土産店やレストハウス、秋保不動尊に隣接している収容台数150台と規模の大きな料金 無料の駐車場。秋保不動尊の境内奥には滝見台と呼ばれる秋保大滝の展望台も設けられており、そこから滝を眺めることができます。
秋保大滝滝坪駐車場
地図中 A
不動滝橋を渡ってすぐの所にある駐車場。こちらも料金は無料ですが収容台数は10台ほどと、上述の大滝れすとはうす駐車場に比べるとかなり収容台数は少ないです。
名前が示すとおり秋保大滝への滝壺へ降りる場合はこの駐車場が便利ですが、滝見台からも散策路が設けられており、10分ほどでこちらの駐車場まで歩いてくることができます。
秋保大滝の紅葉
秋保大滝は宮城県でも紅葉の名所として知られており、毎年の見頃は10月下旬〜11月上旬となっています。 紅葉スポットとしては写真の滝見台のほか、滝壺がよく紹介されていますが、筆者の個人的意見では滝壺周辺は岩場となっており紅葉する木々が間近にないので、紅葉そのものはあまり楽しめないと感じました。
営業時間・料金
秋保大滝への出入りは自由で料金もかかりません。ただし夜になると周辺は非常にものさみしくなり、照明などもありません。
夜中に滝壺まで行く事など筆者には到底考えられない行為ですが、ネット上では嘘か真か心霊現象の体験談も投稿されていますし、非常に危険ですので夜は近づかない方がよろしいかと思います。