夜の青葉城跡(仙台城跡)



 仙台市随一の眺望スポットとしてしられる青葉城跡(仙台城跡)。眼下に広がる緑豊かな広瀬川せせらぎとそのすぐ背後に広がる100万人都市、また目を別の方向に向ければ天気のよい日には遠く太平洋まで望むことができる人気スポットですが、夜になると様相が一変し仙台市中心部の夜景が楽しむことができます。
 この青葉城跡から眺める仙台市の夜景、1990年代の頃は木々に視界を遮られさほど美しいとは感じなかったのですが、近年は街の中心部方向の視界が開け夜の光景を楽しめるようになりました。また東側も開けているので元旦には初日の出を見に多くの人が集まるほか、満月の日などは幻想的な光景を眺めることができます。

 夜の青葉城跡においては、お土産店や資料館などは17時前後に閉店してしまうのですが、本丸広場への出入りは可能で駐車場やトイレも利用可能となっています(駐車場は18時以降「営業終了」の看板がかけられ門が半分閉まっていますが車の進入は可能です)。


青葉城跡の夜景


仙台市の夜景 夜の青葉城跡から見た仙台市の夜景。夜の本丸広場にはカップルや女性客を中心に10名ほどが夜景を楽しんでおり、場内の雰囲気は騒がしいわけではなく、かといって静かで寂しいわけでもなくちょうど良い賑やかさとなっていました。また団体客が来ているのか駐車場には大型のバスも駐まっていました。
 

政宗像


伊達政宗像 ライトアップされている政宗像。この日の照明は赤っぽい色ですが、前回訪れたときは水色で日や季節によってライトの色を使い分けているようです。本丸広場には視界をさえぎるものがないのでご覧のように政宗像付近からでも夜景を眺めることができます。
 なおこの政宗像は両目がありますが(伊達政宗は「独眼竜」の異名から分かるとおり隻眼で幼い頃の天然痘が原因で片目を失っています)、これは政宗の「自分の死後は絵や像は両目があるものにしてくれ」という遺言に基づいたものなのだそうです。