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猊鼻渓(げいび渓) 旅行記「船頭さん」


 猊鼻渓の船頭さんたちは会社を定年退職された方や農業と兼業の方なども含めて男女20人ほどおり、彼(彼女)らは「げいび追分け」の歌や観光客達を楽しませる為の名調子を披露しながら長さが5mもある棹1本で舟を操ります。棹の中は空洞となっており川底を突く音が棹内で反響し一定のリズムで砂鉄川に響き渡ります。 なおこの舟下り、船頭が棹一本で往復するのはここ猊鼻渓だけといわれています。
 
猊鼻渓の旅
猊鼻渓の船頭さん

猊鼻渓の船頭さん。船頭さんは先が平たい棹一本でげいび舟を操る。舟を進めるときは体の全体重を棹に預けるのだが、中には冗談でやっているのかバランスを崩して川に落ちてしまう船頭さんもいる。

猊鼻渓の船頭さん


船頭さんの名調子に拍手する観光客。船頭さんは「船頭の説明も舟下り名物なんですよ。船頭が写真に入った方が良い光景にもなりますよ」と言っていたが、冗談が入り交じった船頭の説明は面白く確かに猊鼻渓舟下りの目玉のひとつだと感じた。
猊鼻渓の船頭さんと観光客
げいび船のクーラー

猊鼻渓のクーラー。船頭さんが「はい。今からクーラーが入りま〜す」と言いながら日陰に船を進めていった。なんとなく先の展開は予想できたのだが、初老の船頭さんが真顔で言うと非常に面白く聞こえる。
猊鼻渓のクーラー
落石

砂鉄川の川岸に転がる落石。この岩は東日本大震災時に落石したもので、風評被害を恐れしばらくは内緒にしていたのだそうです。笑い話ばかりする船頭さんがここばかりは真面目な顔をして説明したのが印象的でした。
東日本大震災で落石した岩
猊鼻渓のおすすめスポット一覧
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