パワースポット 下鴨神社



 数々の寺社がある京都でも下鴨神社は上賀茂神社とならんでもっとも古い神社のひとつといわれており、古代の姿を今に残す「糺の森」は氣の満ちあふれるパワースポットとして知られています。また下鴨神社は縁結びの霊験あらたかな神社として信仰を集めており、相生社で授与している御守りは女性の方を中心に人気があります。

 なお下鴨神宮のパワースポットとしての属性は「水」とされています。また属性の調べ方や考え方については別途「パワースポットの属性」のページを参照。


祭神


 祭神は上賀茂神社の祭神である賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)の祖父にあたる賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と母にあたる玉依媛命(たまよりひめのみこと)。
 言い伝えでは大山咋神が丹塗矢と化して瀬見の小川を流れ下り、 玉依比売命がそれを床の辺に刺し置いていたところ、孕んで男子を生み、その男子が成人したさい、賀茂建角身命は諸神を集めて遊宴を催して、その子に杯をもたせ、汝の父と思う人にこの酒を飲ませよと言ったところ、 その子は、杯を天に捧げ、屋の甍を穿って天に昇ったとされています。


縁結び


相生社 下鴨神社は縁結びのご利益がある神社として古くから信仰を集めていますが、これは楼門前に建つ末社の相生社にある2本の木の幹が途中で一本となっている「連理の賢木(れんりのさかき)」が由来となっており、見た目の縁起の良さから縁結びや結納、安産・育児・家庭円満などの霊験あらたかなご神木として信仰を集めているのです。
 この連理の賢木は長い歳月の後、寿命を全うし枯れてしまっても御祭神である「産霊神(むすびのかみ)」の神徳により、また新たに境内「糺の森」に生まれるとされ現代のご神木は4代目と伝えられています。
 このように相生社は縁結びの他、育児、安産にもご利益があるとされ、祈願する際はえんむすびの絵馬に願い事を書いて、縁結びの「相生社」の横にある「連理の賢木」の周りを男性は左回りに、女性は右回りに3回廻ってお願いします。この御祈祷は3度行い、3度目に絵馬掛けにかけておきます。





お守り


縁結び

縁結び御守り 縁結びのご利益がある下鴨神社では相生社でお受けすることができる御守りが人気で御本双葉葵をモチーフにしたストラップタイプの緑色と桃色御守りがあります。


媛守・彦守

下鴨神社 媛守 下鴨神社でお受けすることができる媛守は、女性用の御守りでちりめん生地で作られたすべて色柄が違う世界に一つだけのお守です。最近は男性用の御守りである彦守もお受けできるようになりました。 

印璽社(いんじしゃ)


 御本殿間近に鎮座している印璽社は契約の神様として信仰を集めており、大事な契約の時や物事を成功裏に結びつけたい時などに祈願するとよいといわれています。
 なお印璽とは印形のことをいい、古来より宮廷や寺社などで用いられていましたがやがて神格化されていったものと推測されています。


無病息災


 井上社(御手洗社)は下鴨神社の境内にある池の畔に建つ社で、池から湧き出た水は御手洗川へと流れていきます。この池は、土用の丑の巳に清水に足を浸けると疫病や脚気にかからないとされており、今日ではガン封じなど無病息災のご利益があるとされています。また浄化の効力もあると言われています。


美麗


河合社 絵馬  河合神社は御影通りから下鴨神社境内に入ってすぐの所にある下鴨神社の摂社で古くより祀られ、女性守護としての信仰を集めるお社です。ご祭神は神武天皇の母、玉依姫命で玉依姫命は玉の様に美しい事から美麗の神としての信仰を集めているのです。
 河合神社ではこの美麗成就の祈願絵馬として鏡絵馬の授与を行っており、手鏡の形をした絵馬(顔を表す模様が入った)にご自身の普段使用されている化粧品でメイクをして(なるべく可愛く美しく)、裏に願意を記入することで祈願成就し、絵馬に願いを託すことにより外見だけでなく内面も磨いて美しくなるとされています。
 また、この河合神社は、三大随筆の一人、鴨長明に縁のお社で鴨長明は河合神社の禰宜の息子として幼少時代を過ごしています。現在この河合神社には長明が晩年過ごしたと言われる建物を再現した方丈の庵が展示されています。

 

糺の森(ただすのもり)

 
下鴨神社 糺の森 糺の森(ただすのもり)は広さ12万平方m以上(東京ドーム3個分)もある原始の森で、歩くだけでパワーをもらえるパワースポットとして知られています。下鴨神社の大きな山門をくぐると糺の森が拝殿まで続いており、拝殿へはこの森を通って行くことになります。この森の中には小川が流れ、鴨たちの姿も見ることができ歩いているうちに身も心もきれいに洗われるような気持ちになります。また紅葉の時期の光景は圧巻です。



糺すの森の小川 糺の森を流れる小川。森の中には楠、ムクノキを中心に約40種類、4700本の樹木が植えられており、平安時代からの植生を残す貴重な森