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階上岳 旅行記「寺下観音」


 寺下観音は青森県階上町にある観音堂で、糠部三十三カ所観音巡礼の第1番札所となっている由緒ある観音堂。境内には経津主の命(ふつぬしのみこと)も祀られ典型的な神仏混合の地となっています。
 創建は725年。行基大僧正がこの地に海潮山応特寺を創建し、観音菩薩を祀ったことに始まります。その後1186年に経津主命を観音堂に併せて祀り、以来神仏混合の聖地として信仰を集めてきました。その後、明治の神仏分離令により観世堂に観音様、潮山神社に経津主の命と分けて祀られるようになります。境内には鳥居が建ち雰囲気的にはお寺というよりは神社といった感じ。地元の方の話では初詣時には多くの参拝客が訪れ、地元の方も神社というイメージの方が強いと言っていました。

ご利益:産業振興・交通安全・海上安全・縁結・安産・厄払・家内安全・勝運

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東門

寺下観音からは道路を挟んで反対側にある茶屋。寺下観音の神主一家が経営する茶屋で階上早稲の手打ちそばが名物。また夜はジャズ喫茶になる。

寺下観音の茶屋 東門
寺下の滝

寺下観音の境内には階上岳から湧き出る沢が流れており、いくつかの小さな滝がある。このうち一番大きな滝を「寺下の滝」といい滝の周辺には苔生した石や岩が転がっている。昔は修験者達が修行した聖地でもある
寺下観音 寺下の滝
潮山神社(うしおやま神社)

寺下観音の潮山神社。境内の参道を真っすぐ進んでいくと辿り着く。もともとは観音像が祀られていた観音堂だったのだが、明治の神仏分離令により潮山神社となった。

潮山神社
観音堂入り口

寺下観音の観音堂への入り口。観音堂は境内を流れる小川を渡った先の小高い丘の上にあり、入り口には仁王門が建てられている。イメージ的には正面の鳥居から奥はお寺の様式となっているようだ。
寺下観音 観音堂入り口
観音堂

寺下間の観音堂。観音堂の中には寺下観音の名前の由来となった観音様が安置されている。またお堂には願い事を記したたくさんの御札が貼られており、信仰の深さをうかがい知ることができる。

寺下観音 観音堂
西国33箇所巡礼

寺下観音にある西国33箇所巡礼の観音様。ここにお参りすれば西国33箇所巡礼と同じご利益を授かることができるといわれている。このような巡礼所は松島の瑞巌寺などで見られるが、みちのくの山深い寺社でこれほど立派な33観音を見れるとは思わなかった。
西国33箇所巡礼
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