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阿寒湖 旅行記「マリモ」


  マリモとはシオグサと呼ばれる藻の集合体。阿寒湖のマリモは他の生息地のマリモに比べてキレイな球状に集まりサイズも大きいことから世界的にも貴重とされ国の特別天然記念物にも指定されています。通常目にする瓶詰めされて販売されているマリモは直径3センチほどですが、阿寒湖に生息する天然のマリモは手のひらサイズほどもあり、マリモを見た観光客達はその大きさに驚く事が多いそうです(5年で直径が15cmほど増えた例もあるそうです)。マリモは植物である為、光合成で酸素を放出していますが、その気泡が藻に付着し浮き沈みを繰り返したりする様はとてもユーモアルで愛嬌があります。なお世界中で確認されているマリモの遺伝子を調査したところ、一部の先祖は阿寒湖のマリモであることが確認され、阿寒湖に飛来した水鳥達に付着して世界中に広まっていったと考えられています。  
 
マリモ

マリモ観光センターのマリモ。昔は遊覧船でマリモが生息する地域まで行き船底にある水中窓から観察することができたそうなのだが、遊覧船の大型化に伴い自然のマリモを見ることができなくなったのでマリモ観光センターで飼育し観光客に公開している。
阿寒湖のマリモ
マリモの唄の石碑

昭和28年に芹洋子さんが歌った「マリモの唄」の誌が刻まれた石碑。作詞岩瀬ひろし、作曲八州秀章。まりもは日本では1897年に札幌農学校(現北海道大学)の川上瀧彌が阿寒湖の尻駒別湾で初めて見つけられた。

マリモの唄 石碑
阿寒湖の巨大マリモ

阿寒湖のマリモは直径が30センチほどまで大きくなり、なぜこのような巨大マリモになるのか原因は分からないそうです。なお巨大マリモは阿寒湖の他アイスランドのみでしか確認されてません。またマリモが野球ボールほどの大きさまで成長するには150〜200年かかると言われ変化の少ない落ち着いた環境が必須とされています。
阿寒湖の巨大マリモ
チュウルイ島のマリモ観察センター

チュウルイ島にあるマリモ観察センター。巨大マリモをはじめとしてたくさんのマリモを見ることができるほか、幻の魚イトウやアメマスも見ることができる。建物屋上は展望所も兼ねておりレイクビューが楽しめる。なお湖上の島の上に建てられている為、当然の事ながら船でしか来ることができない。

チュウルイ島のマリモ観察センター
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