日本の観光地・宿>北海道の観光地・宿>洞爺湖 | |||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||
昭和新山 昭和新山。隣の有珠山や洞爺湖などと一緒にジオパークに認定されている。昭和新山は1943年から45年にかけての噴火と隆起でできた山で山の中腹には昔畑だった痕跡が確認できる。 |
札幌から室蘭、函館を経由するJRの北斗号と有珠山。幾度もの噴火と火山活動による亜硫酸ガスの影響で山肌に緑は無く、映画の撮影に使用する箱庭の様な光景が広がっている。 |
||||||||||||||||||||||||
ロープウェイ 有珠山と麓の昭和新山とを結ぶロープウェイ。昭和新山はかつては平地だったところで、1944年に有珠山麓の噴火によってできた溶岩ドーム。大きな山に見えるが標高はわずか398mで年々縮んでいるのだそうです。 |
|||||||||||||||||||||||||
昭和新山の噴火 昭和新山が形成された有珠山の火山活動は太平洋戦争中の1943年(昭和18年)〜1945年(昭和20年)にかけて発生したもので、戦時中ということもあり当時の記録はあまり残されていません。しかし数少ない資料を紐解いていくと、噴火活動は1943年12月に洞爺湖温泉街を中心とした有感地震で始まり、やがて震源は有珠山の東山麓に移り、1944年6月23日に最初の大噴火が起きたことが分かってます。山頂ではなく平地の畑で発生した噴火はその後17回も繰り返し、フカバ集落をはじめとした有珠山東側の地域は200mほど隆起し、現在の溶岩ドームが形成されます。そして終戦後の1945年9月に噴火活動を終息させるのです。 なお有珠山は現在も活動を続ける活火山であり2000年にも噴火し、この時熱泥流は洞爺湖温泉までせまり建物被害も多数発生しました。 |
|||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||