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日本の観光地・宿東北の観光地・宿青森県の観光地・宿浄仙寺

黒森山 浄仙寺 旅行記


 浄仙寺は津軽平野を一望できる黒森山の中腹にあり、宗派は浄土宗でご本尊は阿弥陀如来。明治40年に黒森山の麓に建立されましたが、昭和19年に全焼し昭和41年に再建されました。
 古くから学問の社として知られ、昔は津軽近隣から学問をしに浄仙寺へ子供達が集まってきたといわれています。他にも花菖蒲や蛍、紅葉が美しいことで知られています。
 開山は1824年。由来は是空行者がふもとの中野不動尊境内の洞窟にて断食修行中「これより北の方清泉の湧き出たるところにて修行されよ」との霊告により、この地に至り泉を見つけ開山したとされています。
 是空は修行のかたわらに寺子屋を設けた為、近在の若者が教えを受けに集まり、これがいつしか津軽一円より学問を志すものが集まり、学問の寺として有名になりました。社の裏の森は「文学の森」と称されています。
山門

黒森山 浄仙寺の山門。駐車場側からの光景。後ろに見えるのが黒森山。さほど急な石段ではないが、足腰が不自由な人は、車で境内まで乗り入れることもできる。なお浄仙寺は黒石温泉郷八甲田を結ぶ国道394号線を走っていると入り口が見えてくる。
浄仙寺山門
仁王門

黒森山 浄仙寺の仁王門。門の両脇には赤い色をした仁王像が立っている。門の入り口には遠くからでもよく見える大きな草履がぶら下がっており、仁王像の脇にはお賽銭が置かれていた。仁王門をくぐって正面にあるのが浄仙寺の本堂。

浄仙寺 仁王門
本堂

浄仙寺の本堂。後ろに見えるのが黒森山で、ふもとに不動尊や観音碑がある。また本堂のすぐ後ろには蛍が舞う池があり、本堂の左手の方向に花菖蒲園がある。

浄仙寺の本堂
 庫裏

黒森山 浄仙寺の庫裏。本堂の左手にある。手前には水が流れていて、川魚(多分ニジマス)が泳いでいた。なおこの水は庫裏の内部から流れてきていた。裏山からの湧き水が庫裏内を通り流れてきているのだろう。
浄仙寺の庫裏
地蔵堂

浄仙寺の境内の地蔵堂。参道を下ってきた庭園の中に建てられている。隣には開山上人の墓も建てられている。地蔵堂は境内の池や花菖蒲園、庭園を見渡せる場所に建てられている。
浄仙寺 地蔵堂
浄仙寺の鐘

紅葉間近の浄仙寺境内。写真の鐘は最近建立されたようだ。写真の右手側に住職が煎れたコーヒーが飲める休憩所「お茶処 松楓亭」がある。松楓亭のドーナツとコーヒーは地元では有名。
浄仙寺の鐘
黒森山 浄仙寺の観光ベストシーズン
 黒森山 浄仙寺は夏はハナショウブと蛍が、秋は紅葉が楽しめる。特に7月頃に花を咲かせる花菖蒲は有名。また黒森山の山頂からは津軽地方を望むことが出来るが、悪路のため車で行くのは避けたほうがよい。なお国道394号線は冬の間一部区間が通行止めとなり、八甲田方面から訪れる事が出来なくなるので注意が必要。
浄仙寺のおすすめスポット情報
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文学の森 境内の光景 ドーナッツ
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